Kubernetes および App Service Monitoring ソリューションは、イベントの詳細を収集し、エンティティの詳細ビューページに表示します。詳細ページには、Kubernetes® イベントのヒストグラムとイベントの詳細が含まれますが、デフォルトでは通常の重大度タイプは除外されます。詳細は、 イベントの設定

次のタイプの重大度イベントを観察できます。

  • Normal:選択したエンティティの情報イベントの詳細。
  • Warning:選択したエンティティの警告イベントの詳細。
  • Severemonitoring-values.yaml 構成ファイルを使用してイベント構成中に作成できる Splunk AppDynamics 固有のカスタムクラス。 これは、カスタマイズされたイベント重大度で、重要な イベントグループに対して構成できます。一連の イベント を イベントの 理由に基づいて重大として分類するには、 「イベントの理由の参考資料」を参照してください。

イベントを表示できない場合は、Helm チャートが最新バージョンであり、eventscollectors-values.yaml ファイルでenabledに設定されていることを確認してください。 

events を有効にすると、エンティティの詳細ビューで [Kubernetes Events] を表示できます。

表示オプション

これらは、UI オプションを表示するエンティティの詳細ビューの例です。

すべての時間範囲および特定の時間範囲の重大度タイプに基づいて、イベントの数を観察できます。

これらの UI オプションは、Kubernetes インフラストラクチャでの問題のデバッグに役立つ イベント情報を表示します。

  • Kubernetes Events:特定の日時における各重大度タイプのイベント数のヒストグラムを表示します。任意のイベントタイプを選択して、そのイベントタイプのみの詳細を表示できます。
    異なる色は、異なるイベントタイプを表します。 
  • View Event Summary:ヒストグラムでの選択に基づいてイベントの概要を Kubernetes Events 表示できます。All Time Ranges または Specific Time Ranges を使用して、詳細をフィルタリングできます。イベントの理由に基づいてイベントの詳細を取得するには、必要なイベントの理由をクリックします。次の表で、 Search フィールドを使用して、リストされている任意の列の指定された文字列を検索できます。
列名説明
シビラティ(重大度)通常、警告、重大などのイベントの重大度。
イベントの数ヒストグラムで選択した重大度に基づくイベントの数。
イベントの理由

完了、作成、プルなどのイベントの理由。

影響を受けるエンティティポッド、ジョブ、cronjob などの影響を受けるエンティティ。

Kubernetes Events ヒストグラムで [Normal] をクリックすると、すべての時間範囲の正常なイベントカウントが、View Event Summary に示すサマリとともに表示されます。特定の時間範囲のイベントサマリを表示するには、特定の時間範囲のヒストグラムのバーをクリックします。

イベントの詳細の表示

イベントの理由に基づいてイベントの詳細を表示できます。[Events] ページには、エンティティの問題を特定してトラブルシューティングするために使用できるデータが表示されます。Splunk AppDynamics はイベントを 30 日間保持するため、30 日以内に生成されたイベントのイベント詳細を表示できます。 

エンティティの詳細ページ([Kubernetes Events] 内)では、次のことができます。

  • [View Event Summary] で任意のイベント理由をクリックして、エンティティ、または同じイベント理由のイベントが報告されるその子エンティティで報告された特定のイベント理由のイベントを含む [Events] ページを表示します。
  • エンティティの詳細ページの Kubernetes イベントヒストグラムの右上隅にある [Show all Events ] をクリックして、そのエンティティとその子エンティティで報告されたすべてのイベントを表示します。

[Events] ページにフィルタを追加できます。これまでに使用したフィルターのリストを確認して表示できます。Recent Filters

詳細には、イベントの傾向と、イベントが作成された理由と影響を受けるエンティティの分析に役立つタイムスタンプ付きのメッセージが表示されます。

重大および警告タイプのイベントの詳細のみをすばやく表示するには、[Severe and Warning Events] をクリックします。

このページには、次の詳細が表示されます。

フィールド名説明
タイムスタンプイベントが開始された日時。
重大度

イベントのシビラティ(重大度)。

値は、正常、警告、または重大のいずれかです。 

イベントの理由

Kubernetes イベントの理由。 

イベントの理由の参考資料」を参照して、イベントの理由のリストを表示することもできます。

メッセージ何が起こったのかについての詳細情報を提供する Kubernetes メッセージ。
影響を受けるエンティティ

影響を受けるエンティティタイプ。

これにより、エンティティタイプが一覧表示されるか、特定のエンティティの詳細ページにリダイレクトされます。

特定の行をクリックすると、右側のペインにそのイベントに関連するすべての詳細が表示されます。右側のペインで必要なフィールドを左クリックすると、などのオプションが表示されます。Add to filterExclude from filter フィルターおよびテーブルのフィールドを追加または削除できます。


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