Azure Container レジストリは、すべてのタイプのコンテナ展開用のプライベートレジストリでコンテナイメージとアーティファクトを構築、保存、および管理できるマネージド レジストリ サービスです。 

このエンティティをモニターするには、クラウド接続を設定する必要があります。「Azure クラウド接続の設定」を参照してください。

Cisco Cloud Observability は、[Observe] ページに Azure エンティティを表示します。特定のエンティティインスタンスのメトリックは、リストビューと詳細ビューに表示されます。

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詳細ビュー

Azure Container レジストリインスタンスの詳細ビューを表示するには、次の手順を実行します。

  1. [Observe] ページに移動します。
  2. [Containers] で、[Azure Container Registries] をクリックします。リストビューが表示されます。
  3. インスタンスの [Name] をクリックすると、詳細ビューが表示されます。詳細ビューには、選択したインスタンスに関連するメトリック、重要業績評価指標、およびプロパティ（属性）が表示されます。

メトリックと重要業績評価指標

Cisco Cloud Observability では Azure Container レジストリインスタンスに、次のメトリックと重要業績評価指標（KPI）が表示されます。「Supported metrics for Microsoft.ContainerRegistry/registries」を参照してください。

Display NameSource Metric NameDescription
AgentPool CPU Time（s）AgentPoolCPUTimeエージェントプールの CPU 時間（秒単位）。
Image Push/Pull（数）

TotalPullCount

イメージプルの合計数。

TotalPushCountイメージプッシュの合計数。
SuccessfulPullCount成功したイメージプルの数。
SuccessfulPushCount成功したイメージプッシュの数。
Run Duration（ミリ秒）RunDuration実行時間（ミリ秒単位）。

プロパティ（属性）

Azure Container レジストリの [ Name] をクリックすると、右側に [Properties] パネルがある詳細ビューが表示されます。

Cisco Cloud Observability は、Azure Container レジストリインスタンスの次のプロパティを表示します。

表示名（Display Name）プロパティ名説明
Admin User Enabledazure.container_registry.admin_user_enabledコンテナレジストリに対して管理者ユーザーが有効になっているかどうかを示します。
Anonymous Pull Enabledazure.container_registry.anonymous_pull_enabledコンテナレジストリに対して匿名プルアクセスが有効になっているかどうかを示します。
Creation Dateazure.container_registry.creation_dateコンテナレジストリが作成された日時。
Data Endpoint Enabledazure.container_registry.data_endpoint_enabledこのコンテナレジストリに対してデータエンドポイントが有効になっているかどうかを示します。
Data Endpoint Host Namesazure.container_registry.data_endpoint_host_namesコンテナレジストリのデータエンドポイントの完全修飾ドメイン名（FQDN）のリスト。
Key Vault Identityazure.container_registry.encryption.key_vault_properties.identity暗号化に使用される Key Vault へのアクセスに使用されるアイデンティティ。GUID または文字列を指定できます。
Key Vault Properties Key Identifierazure.container_registry.encryption.key_vault_properties.key_identifierコンテナレジストリの暗号化に使用される Azure Key Vault キーの識別子。このフィールドはオプションで、暗号化が有効になっている場合にのみ適用されます。
Key Rotation Enabledazure.container_registry.encryption.key_vault_properties.key_rotation_enabledAzure Key Vault に保存されているコンテナレジストリ暗号化キーに対してキーローテーションが有効になっているかどうかを示します。
Last Key Rotation Timestampazure.container_registry.encryption.key_vault_properties.last_key_rotation_timestampAzure Key Vault を使用してコンテナレジストリの暗号化キーが最後にローテーションされたときのタイムスタンプ。
Key Vault Properties Versioned Key Identifierazure.container_registry.encryption.key_vault_properties.versioned_key_identifierAzure Key Vault に保存されているコンテナレジストリに使用される暗号化キーのバージョン付き識別子。
Encryption Statusazure.container_registry.encryption.statusコンテナレジストリの暗号化のステータス。有効な値は、「Enabled」、「Disabled」、および「SoftDelete」です。
Login Serverazure.container_registry.login_serverコンテナレジストリのログインサーバーの完全修飾ドメイン名（FQDN）。
Network Rule Bypass Optionsazure.container_registry.network_rule_bypass_optionsコンテナレジストリのネットワーク ルール バイパス オプションを指定します。
Default Action for Network Rulesazure.container_registry.network_rule_set.default_actionIP ルールまたは仮想ネットワークルールのいずれにも一致しないネットワークトラフィックに対して実行するデフォルトアクションを指定します。可能な値は「Allow」および「Deny」です。
Azure AD Authentication as ARM Policy Statusazure.container_registry.policies.azure_ad_authentication_as_arm_policy.statusコンテナレジストリの ARM ポリシーとして Azure AD 認証のステータスを指定します。
Export Policy Statusazure.container_registry.policies.export_policy.statusコンテナレジストリのエクスポートポリシーの現在のステータス。「Enabled」または「Disabled」に設定できます。
Quarantine Policy Statusazure.container_registry.policies.quarantine_policy.statusコンテナレジストリの検疫ポリシーのステータス。可能な値は「Enabled」および「Disabled」です。有効にすると、検証に失敗したイメージが隔離されます。
Retention Policy Durationazure.container_registry.policies.retention_policy.daysタグなしのマニフェストとイメージを保持する日数を指定します。無期限に保持するには、-1 に設定します。
Last Updated Timeazure.container_registry.policies.retention_policy.last_updated_timeコンテナレジストリの保持ポリシーが最後に更新されたときのタイムスタンプ。
Retention Policy Statusazure.container_registry.policies.retention_policy.statusコンテナレジストリの保持ポリシーが有効か無効かを示します。可能な値は「Enabled」および「Disabled」です。
Soft Delete Policy Last Updated Timeazure.container_registry.policies.soft_delete_policy.last_updated_timeコンテナレジストリの論理削除ポリシーが最後に更新された日時。
Retention Days for Soft Delete Policyazure.container_registry.policies.soft_delete_policy.retention_days論理削除されたリソースが完全に削除される前に保持される日数。この値は 1 ～ 365 である必要があります。
Soft Delete Policy Statusazure.container_registry.policies.soft_delete_policy.statusコンテナレジストリの論理削除ポリシーのステータスを指定します。有効な値には、「Enabled」、「Disabled」、および「Pending」があります。ステータスが「Pending」の場合、ポリシーは有効または無効になっていますが、まだ効果がありません。
Trust Policy Statusazure.container_registry.policies.trust_policy.statusコンテナレジストリの信頼ポリシーのステータス。有効な値は、「disabled」、「enabled」、および「disabledByDefault」です。
Trust Policy Typeazure.container_registry.policies.trust_policy.typeコンテナレジストリに適用される信頼ポリシーのタイプを指定します。
Provisioning Stateazure.container_registry.provisioning_stateコンテナレジストリの現在のプロビジョニング状態を指定します。可能な値は、Succeeded、Failed、および Updating です。
Public Network Accessazure.container_registry.public_network_accessパブリックネットワークを介してコンテナレジストリにアクセスできるかどうかを指定します。可能な値には「Enabled」および「Disabled」があります。パブリック ネットワーク アクセスが無効になっている場合、レジストリにはプライベートネットワークまたはプライベートエンドポイント接続を介してのみアクセスできます。
Storage Account IDazure.container_registry.storage_account.idコンテナレジストリがデータを保存するために使用するストレージアカウントの ID。このフィールドはオプションであり、コンテナレジストリ専用のストレージアカウントを使用する場合にのみ適用されます。
Zone Redundancyazure.container_registry.zone_redundancyコンテナレジストリのゾーン冗長性設定。高可用性のためにレジストリが複数のゾーンにレプリケートされるかどうかを示します。
Nameazure.nameAzure Resource のリソース名。
Resource Groupazure.resource.groupAzure Resource のリソースグループ。
Resource IDazure.resource.idAzure Resource の完全修飾 ID。
Account IDcloud.account.idリソースが割り当てられているクラウドアカウント ID。
Platformcloud.platform使用中のクラウドプラットフォーム。
Regioncloud.regionAzure Function リソースの場所。

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