Cisco Cloud Observability は、デフォルトでは、すべてのアクティブなエンティティを [Observe] およびリストビューに表示します。 

[Observe] およびリストビューから、フィルタを使用してビューを絞り込み、関心のあるエンティティとデータのみを表示することができます。Cisco Cloud Observability は、これらのオプションでフィルタリングする機能を提供します。

  • Attributes 
  • EntityStatus 
  • EntityType 
  • Id
  • Tags 
  • Metrics

[EntityStatus = 'active'] フィルタは、デフォルトで適用されます。 

アクティブなエンティティのメトリック、イベント、ログ、および正常性ステータスは、Cisco Cloud Observability サービスにより読み取られて処理されます。アクティブなエンティティは、指定された期間が経過してもデータが報告されない場合、非アクティブになります。

リストをフィルタリングするには、マウスを使用して組み込みのフィルタオプションを選択するか、キーボードを使用して検索パラメータを入力します。キーボードを使用すると、長いリストから選択するときに時間を節約できます。たとえば、[Attributes] を選択すると長い [Key] リストが表示される場合があります。文字を入力すると、リストオプションは、入力した文字を含む値のみに絞り込まれます。別の文字を入力すると、リストがさらに絞り込まれます。エンティティリストページにフィルタを適用すると、フィルタはエンティティのみに適用され、関連するエンティティには適用されません。関係マップに表示されるエンティティ数には、すべてのタイプの関連するエンティティが含まれます。 

その他のキーボード機能:

  • 文字を入力:英数字でリストのフィルタリングを開始して、ドロップダウンからすばやく選択できるようにします
  • 上/下矢印キー:リスト内を上下に移動します
  • Enter/Return:リストで強調表示された項目を選択します。強調表示されたときに [Apply] もアクティブになります
  • Escape/esc:ドロップダウンリストを終了します。ステートメントを完了します
  • Tab:ページで次のフォーカス領域を強調表示します

Filter Your Data

フィルタ機能は、表示しているページによって機能が異なります。[Observe List] ページでは、他のリストページとは異なる方法でデータがフィルタリングされます。たとえば、[Observe] ページでメトリックでフィルタリングすることはできません。

[Attributes]、[EntityStatus]、[EntityType]、[Metrics ](リストページのみ)、または [Tags] により、[Observe] およびリストページのエンティティをフィルタリングします。

  1. EntityStatus = 'active' が表示されているフィルタステートメントバーをクリックし、現在のフィルタステートメントを Backspace または Delete キーで削除するか、そこに追加します。現在のフィルタに追加すると、オートコンプリート機能によって候補が入力されます。
  2. [Attributes]、[ EntityStatus]、[ EntityType, Metrics ](リストページのみ)、または [ Tags] を選択します。 
  3. [Operator] を選択します。=(等しい)、!=(等しくない)、IN、または &&。
  4. フィルタステートメントを完成させます。
  5. [Apply] をクリックしてデータをフィルタリングするか、キーボードの Enter または Return を押して複数のフィルタを追加します。 
  6. オプションのフィルタの追加が完了したら、[Apply ] をクリックしてフィルタ選択の結果を表示します。
    フィルタパラメータで結果が得られない場合は、[No Data Found] が表示されます。フィルタステートメントにエラーがある場合は、[Filter expression is not applicable] が表示されます。 
  7. フィルタを削除するには、現在のフィルタステートメントに対して Backspace または Delete を押します。 

    [Observe] ページでフィルタがすでに選択されている場合、[Services]、[Service Instances]、または [ Business Transactions] の紫色の背景をクリックすると、フィルタは、[ Services]、[Service Instances]、または [Business Transactions] ページに引き継がれます。

    Healthy = [0]
    Unhealthy = [2, 3]
    Normal = [0]
    Warning = [2]
    Critical = [3]
    Unknown = [1, null]

    次の演算子を使用できます。

    • =(等しい)
    • ~(含む)
    • !=(等しくない)
    • IN(複数のセクション。2 つ以上の属性でフィルタリングできます)
    • &&(かつ。2 つの完全な句を接続できます)

    次の演算子のリストがサポートされています。

    • タグ:=、!=、IN、~
    • 属性:=、!=、IN、~
    • isActive:=、!=
    • 属性(ステータス):=、!=、IN
    • メトリック:!=、=、>、>=、<、<=

    ~(含む)演算子を使用する場合は、* を使用して、開始、終了、および含むを示す必要があります。たとえば、次を使用します。

メトリックのフィルタリング

メトリックをフィルタリングする場合、フィルタリングするメトリックに応じて、新しい列が表示されます。たとえば、次の図では、フィルタステートメントに EntityStatus = 'active' && metrics('k8s:cpu.limits')>0 と入力すると、新しい [CPU Limit] 列が表示されています。新しい列のタイプは、入力したフィルタのタイプによって異なります。フィルタが削除されると、この列は表示されなくなります。