Cisco Cloud Observability にログを送信する 1 つの方法は、サポートされている Kubernetes® クラスタにログコレクタを展開することです。ログコレクタは、OpenTelemetry™ Line Protocol(OTLP)コーデックとエクスポータを備えた Filebeat の変更および拡張バージョンです。これは、Kubernetes および App Service Monitoring のオプションコンポーネントです。 

ログ収集の仕組み

ログコレクタは、クラスタのマイクロサービス、アプリケーション、およびインフラストラクチャからログメッセージを収集し、それらを解析し、メタデータで強化し、OTLP パケットに変換して、OTLP パケットを AppDynamics Distribution for OpenTelemetry™ Collector に送信します。ここから、共通取り込みサービスにこのパケットが転送されます。取り込まれると、30 日間保持され、[Logs] ページで検索できます。ログコレクタは送信エラーを処理し、必要に応じて操作を再試行します。

ログコレクタは、ログメッセージに存在する機密データをフィルタリングまたはスクラブしません。


展開の概要

ログコレクタをクラスタに展開するには、Kubernetes および App Service Monitoring Helm チャートでログ固有のパラメータを設定します。少なくとも、ログの場所、ログの種類、およびログメッセージのパターンを指定します。変更した Helm チャートをクラスタに適用するには、helm コマンドを実行します。このコマンドは、ログコレクタを DaemonSet(ノードごとに 1 つのインスタンス)として展開します。 

次のステップ

ログコレクタの要件

このドキュメントには、OpenTelemetry™ ドキュメントへの参照が含まれています。Splunk AppDynamics はいかなる権利も所有しておらず、そのようなサードパーティのドキュメントの正確性または完全性について責任を負いません。

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