Auroraを使用してAWSにコントローラをインストールする

このページでは、コントローラのアプリケーションサーバー用に EC2 インスタンスを使用し、データベース用に AWS RDS Aurora インスタンスを使用する AWS 環境にコントローラをインストールする方法について説明します。このページでは、これまでにインストールした Enterprise Console を使用します。

データベースとして Aurora を使用してコントローラをインストールする前に、コントローラサーバーのタイムゾーンと一致するように Aurora データベースのタイムゾーンを調整する必要があります。デフォルトでは、AWS は UTC タイムゾーンと同じタイムゾーンを設定します。「updating the Aurora RDS time zone」を参照してください。

コントローラのアプリケーションサーバー用に EC2 インスタンスを使用し、データベース用に AWS RDS Aurora インスタンスを使用する AWS 環境にコントローラをインストールするには、次のステップを実行します。

Enterprise Console インスタンスで、プラットフォームを新規作成します。

cd ./appdynamics/platform/platform-admin/bin
./platform-admin.sh create-platform --name <platform_name> --installation-dir /data/appdynamics/platform/product

新規ホストをプラットフォームに追加して、Enterprise Console と同じホストにコントローラをインストールします。
```
./platform-admin.sh add-hosts --platform-name testplatform --hosts localhost
```
Auroraをデータベースとして使用してコントローラをインストールします。admin user name、passwords、Controller host、port を適切な値に置き換えます。databaseType が Aurora、に設定されていることを確認し、EC2 インスタンス自体の DNS name ではなく、コントローラの EC2 インスタンスに接続されているネットワークインターフェイスの private DNS name を使用します。
```
./platform-admin.sh submit-job --platform-name testplatform --service controller --job install --args controllerProfile=<profile_size> controllerPrimaryHost=<network_interface_private_DNS_name> controllerTenancyMode=single controllerRootUserPassword="<password>" mysqlRootPassword="<password>" controllerAdminUsername="admin" controllerAdminPassword="<password>" databaseType=Aurora controllerDBPort=3388 controllerDBHost="<auroraHost>"
```
インストーラは Aurora DB インスタンスに接続し、必要なデータベース、テーブル、およびその他のオブジェクトを作成します。数分後、コントローラがインストールされ、使用可能になります。