マッピングファイルの自動アップロード

各ビルドでクラッシュレポートの ProGuard または DexGuard マッピングファイルを自動的にアップロードできるように、EUM アカウント情報を追加するビルドを設定できます。

これは、これらのタイプのマッピングファイルを管理するために推奨される方法ですが、マッピングファイルのアップロードでは手動モードも使用できます。ProGuard または DexGuard を使用してファイルを難読化しない場合は、このセクションを無視できます。「難読化とクラスの削除を防止するための ProGuard の設定」を参照してください。

DexGuard の制限

DexGuard マッピングファイルは、デフォルトの場所に配置する必要があります。つまり、DexGuard 設定で --printMapping を指定しないでください。これにより、マッピングファイルの出力先が変更されます。

オンプレミス EUM サーバへのアップロード

オンプレミス展開を使用している場合は、アカウント名とライセンスの入力に加えて、次に示すように、オンプレミス EUM サーバへの URL を url プロパティに割り当てる必要もあります。

adeum{  
    // The account information is also needed for on-prem deployments.
    account {
      name "The EUM Account Name from the License screen"
      licenseKey "The EUM License Key from the License screen"
    }
    ...
    // Add this information to point to the on-prem EUM Server.
    url "https://<your-on-prem-eum-server>:7001"
}

デフォルトのアップロード動作の変更

オンプレミス展開でのデフォルトのアップロード動作を変更することもできます。オンプレミス展開の場合、url プロパティを使用してオンプレミス EUM サーバーへの URL を指定する必要があります。

次の設定例では、url によって指定された URL へのアップロードが不可能な場合、ビルドが失敗するように failBuildOnUploadFailure を true に設定しています。オブジェクト symbolMappingFileUpload は、Proguard と DexGuard の両方のマッピングファイルで使用されます。ProGuard または DexGuard マッピングファイルをアップロードできなくても、ビルドが失敗しないようにするには、デフォルト設定を変更しないでください。

adeum{  
    ...
    // Add this information to point to the on-prem EUM Server.
    url "https://<your-on-prem-eum-server>:7001"
 
   // Add this information if you want to modify upload behavior. symbolMappingFileUpload {
      failBuildOnUploadFailure true // If true, will fail build. Defaults to false.
      enabled true //enables automatic uploads.  Defaults to true
    }
}

難読化とクラスの削除を防止するための ProGuard の設定

-keep class com.appdynamics.eumagent.runtime.DontObfuscate
-keep @com.appdynamics.eumagent.runtime.DontObfuscate class * { *; }