このページでは、Java プロキシモードでの Node.js エージェントのロギングについて説明します。

デフォルトでは、Node.js エージェントは情報レベルでログ情報を生成します。ログの詳細度の増減、ログファイルの場所の変更、その他のログ設定の構成ができます。 

Node.jsエージェントログの場所

ログファイルは、Node.js エージェントが稼働しているマシンの次の場所に表示されます。

/tmp/appd/<hash>/appd_node_agent_<datetime>.log
CODE

Node.js エージェントを実行している場合、<hash> はエージェントによって生成されます。

Windows では、cd %tmp% d を使用して tmp ディレクトリを検索し、<hash> ディレクトリを見つけます。

Node.jsエージェントログの構成

ログを構成するには、Node.js の require ステートメントの logging モジュール構成を使用します。レベル、ファイルの最大のサイズ/数、モードを変更できます。

次のサンプルは、Java プロキシモードの場合のログ設定を示しています。

{
...
 
  logging: {
     'root_directory': '/tmp/appd',
	 'filename': 'echo_%N.log',
     'level': 'TRACE',
     'max_size': 5242880,
     'max_files': 10,
     'outputType': 'console'  // Set this parameter if you want to log to STDOUT/STDERR. Omit this parameter if you want to log to a file.
  }
 
...
}
CODE

レベルは、ロギング出力の詳細度を決定します。詳細度の最も低いものから高いものの順に並んだ次の値のうちいずれかを指定できます。

  • FATAL
  • ERROR
  • WARN
  • INFO
  • DEBUG
  • TRACE

デフォルトでは、ディスク上のログファイルのサイズが最大サイズに達すると、古いログは削除されます。ニーズおよびマシンで使用可能なディスク容量に応じて、サイズを増減できます。 

プロキシログ

Java プロキシは、エージェントから受け入れられてコントローラに送信されたトランザクションをログに記録します。プロキシは、Node.js エージェントのログレベルまたはアクティビティとは無関係にログを生成します。

Node.js エージェントがプロキシを起動すると、プロキシがログを記録しているディレクトリパスを自身のログに出力します。デフォルトでは、プロキシログは /tmp/appd/<hash>/proxy/logs にあります。

詳細については、動的エージェントプロキシログを参照してください。

デバッグログ

上記のロギング構成の代わりに、このショートカットを使用して DEBUG を true に設定すると、デバッグレベルのロギングが行われます。

debug : true,
CODE

デバッグログファイルの場所が標準出力に書き込まれます。

Node.js エージェントの設定」を参照してください。