Node.js プロセスの SIGTERM(15)シャットダウンは、reuseNode 機能の要件です。 

ノード名を再利用

Splunk AppDynamics でノード名を再利用するには、reuseNode  プロパティを true に設定します。このプロパティを true に設定する場合、ノード名を指定する必要はありませんが、reuseNodePrefix を使用してノード名のプレフィックスを指定する必要があります。 

reuseNode および nodeName を使用すると、reuseNodePrefix プロパティが nodeName よりも優先されます。

このプロパティは、寿命が短い VM(仮想マシン)が多数ある環境のモニタリング、およびコンテナ環境に役立ちます。true に設定すると、Splunk AppDynamics は新しい VM に過去の VM のノード名を再利用します。これにより、本質的には同一プロセスのノードが異なる時間で実行される場合に、Splunk AppDynamics 内で別の名前が付いたノードが時間の経過とともに急増するのを回避できます。 

Splunk AppDynamics はノード名をアプリケーション、ティア、シーケンス番号を使い生成し、ノード名をプールします。たとえば、ノードがパージされる(ノードの存続期間に基づく)と、シーケンス番号が再利用されます。

System Property: reuseNode

Type:ブール型

Default: False

Required: なし

ノード名プレフィックスを再利用

ノード名を再利用するようにエージェントを構成する際に、このプロパティを使用し、コントローラがノード名を動的に生成するのに使用するプレフィックスを指定します。  

System Property: reuseNodePrefix

Type: ストリング

Default: なし

Required:日時 reuseNode=true

ノードの再利用機能の例:

以下の構成では、コントローラは「reportGen」というプレフィックスのあるノード名を生成します。並列で実行しているノードの数に応じて、ノード名には、-1 や -2 などのサフィックスが付きます。シャットダウンされ履歴ノードと見なされるノードの名前は、新しいノードにより再利用される場合があります。 

reuseNode=true reuseNodePrefix=reportGen