このページでは、AWS 環境に AppDynamics コントローラを展開する手順について説明します。 

コントローラを AWS に手動で展開するときに、カスタム構成を設定できます。これらの手順から、セキュリティグループ、データベース パラメータ グループ、Amazon Relational Database Service(RDS)、Aurora DB インスタンス、EC2 インスタンス、コントローラの Elastic Network Interface(ENI)、DNS CNAME、およびロードバランサのリスナーを手動で設定します。

その後、Enterprise Console をインストールしてからこの Enterprise Console を使用してコントローラをインストールし、AWS 環境に合わせて構成します。 

必要に応じ、コントローラの置換 EC2 インスタンスを Amazon Machine Image(AMI)に基づいてプロビジョニングできます。

展開に関するガイダンスが必要な場合は、AppDynamics の顧客担当者、営業担当者、または専門サービス担当者までご連絡ください

はじめに

  • Amazon Aurora DB がご利用のリージョンで使用可能かどうか確認してください。AWS のドキュメントで AWS リージョンの表を確認し、MySQL と互換性のある Amazon Aurora サービスがご自身のリージョンで使用できることを確認します。
  • Amazon Relational Database Service(RDS)のパスワード要件:Amazon RDS には命名に関する制約がいくつか存在します。Aurora DBのマスターパスワードには、印字可能なASCII文字のうち、「/」、「"」、「@」を除く任意の文字を8~41字で使用できます。マスターパスワードの制約はデータベースエンジンごとに異なります。
    Amazon RDS の命名に関する制約の詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。

AWSへのコントローラのデプロイ

AWS へのコントローラを手動でデプロイするには、次の操作を行います。

  1. セキュリティグループの作成
  2. カスタム DB パラメータグループの作成
  3. Amazon RDS Aurora DBインスタンスの起動
  4. コントローラのデータベースユーザーを作成する
  5. コントローラのEC2インスタンスを起動する
  6. コントローラのENIを作成する
  7. DNS CNAMEを作成する
  8. AWS 環境での Enterprise Console のインストール 
  9. Auroraを使用してAWSにコントローラをインストールする
  10. コントローラに最適化を適用する
  11. ロード バランサの設定
  12. リスナールールの構成

インストールのトラブルシューティング

問題:コントローラの EC2 インスタンスが停止する

コントローラの EC2 インスタンスがコントローラのインストール直後に停止する場合、EBS デバイスに問題がある可能性があります。AWSで、ボリュームから起動できないことがレポートされる場合があります。EC2マシンが停止した場合、正しくマウントされるようEC2ボリュームをチェックおよび更新してください。