異なるプラットフォーム上のスタンドアロン アプリケーションをモニタするには、選択したソリューションに .NET マイクロサービス エージェントをインストールします。.NET マイクロサービス エージェントのインストール先とインストール方法は、プラットフォーム(Azure App Service やサービスファブリックなど)およびモニタするアプリケーションによって異なります。たとえば、.NET マイクロサービス エージェントを使用して Windows 用の .NET Core で開発されたアプリケーションをモニタできるようになりました。

エージェントが機能することを確認するには、デフォルトの AppDynamicsConfig.json ファイルが .NET エージェントのプローブパス <appfolder>\<appdll>.AppDynamicsConfig.json<appfolder>\AppDynamicsConfig.json、または <profilerpath>\AppDynamicsConfig.json のいずれかに必要です。アプリケーションの dll 名には、.dll または .exe 拡張子を付けないでください。AppDynamicsConfig.json ファイルをアプリケーションフォルダに配置すると、そのアプリケーションをモニターする必要があることがプロファイラに通知されます。この制限は、Windows マシン上で複数のアプリケーションがインストゥルメント化されないようにするために設けられています。現在、Linux ではこの制限はありません。

はじめに

.NET マイクロサービス エージェントをソリューションに展開するために必要なステップを正確に決定するには、次の決定マトリクスを確認して、プラットフォームおよびアプリケーションの適切なパスを決定します。

.NET Agent Deployment Matrix

.NETマイクロサービスエージェントのインストール

次の表を確認して、.NET マイクロサービス エージェントのインストールに使用する NuGet パッケージを決定します。NuGet パッケージの管理の詳細については、お使いの Visual Studio のバージョンに対応したドキュメントを参照してください。

AppDynamics.Agent.Distrib.Micro.Windows.NET用AppDynamics NuGetパッケージ。このパッケージの目的はダウンロードとファイル配布であるため、直接インストールしないでください。このパッケージは、Azureサービスファブリックのデプロイに使用されます。「Azure サービスファブリックの AppDynamics のインストール」を参照してください。
AppDynamics.Agent.Windows

Windows用AppDynamics .NET Coreマイクロサービスエージェント。スタンドアロンインストールが推奨されています。「Windows用.NET Coreマイクロサービスエージェントのインストール」を参照してください。

このパッケージは、Windows 用の .NET Core にのみ対応し、.NET Framework には対応していません。

AppDynamics.Agent.Azure.CloudServices

Azureクラウドサービス用AppDynamics .NETエージェント。「Azure Cloud Services 用 AppDynamics のインストール」を参照してください。
 

AppDynamics.Agent.Azure.AppService.Windows

Azure App Service用AppDynamics .NETマイクロサービスエージェント。このパッケージの対象は、Azureアプリサービス(Azure WebアプリとAzure APIアプリ)にデプロイされたアプリケーションです。「AppDynamics .NET マイクロサービス エージェントのインストール」および「Azure アプリケーションサービスの AppDynamics のインストール」を参照してください。