コントローラを起動または停止する方法:

  • Linux ユーザーは、Enterprise Console GUI または CLI を使用できます。
  • MS Windows ユーザーは、Enterprise Console GUI または Windows サービスを使用できます。
    • AppDynamics Database
    • AppDynamics Controller Application Server
    • AppDynamics Reporting Service

コントローラの状態を確認するには、Linux ユーザーおよび MS Windows ユーザーは Enterprise Console GUI または CLI を使用できます。

コントローラの起動または停止に使用するスクリプト

コントローラおよびその他の AppDynamics プラットフォームプロセスを起動および停止するスクリプトは、スタンドアロンまたはセカンダリ HA コントローラの platform-admin/bin ディレクトリにあります。この platform-admin スクリプトを使用して、プラットフォームプロセスを個別にまたはすべて同時に起動できます。 

データ破損の危険を回避するため、コントローラが動作しているマシンをシャットダウンまたは再起動する前に、停止スクリプトを使用して、アプリケーションサーバーとデータベースを正常に停止するようにしてください。

コントローラおよびコントローラサービスは、GUI の [Controller] ページまたはコマンドラインから起動および停止できます。コントローラを起動および停止すると、そのコントローラに関連するサービスおよびプロセスも起動および停止します(レポーティング サービスを含む)。GUI を使用してコントローラを起動および停止する場合、コントローラデータベースも停止するには、MySQL を停止するように指定します。

Enterprise Console で複数のプラットフォームを管理している場合、コントローラ プラットフォームを識別するには、スタンドアロンまたはセカンダリの HA コントローラに対してコマンドラインを使用し、--platform-name <name_of_the_platform> を指定する必要があります。

例:

platform-admin.sh start-controller-db --platform-name <name_of_the_platform>
platform-admin.sh start-controller-appserver --platform-name <name_of_the_platform> 
CODE

すべてのオプションを表示するには、コマンドラインから platform-admin.sh list-jobs --service controller --platform-name <platform-name> を実行します。詳細については、「Enterprise Consoleコマンドライン」または「Enterprise Consoleの管理」を参照してください。

コントローラを起動または停止する場合、Enterprise Consoleは最大で45分間待機します。起動コマンドまたは停止コマンドの末尾に --args controllerProcessTimeoutInMin=<minutes> を付けることで、コマンドを終了しエラーを返すまでの期限を設定できます。

スタンドアロンまたはセカンダリの高可用性コントローラを起動または停止する方法

次のコマンドは、スタンドアロンおよびセカンダリ HA コントローラにのみ適用されます。プライマリコントローラの起動方法と停止方法については、「プライマリコントローラの起動または停止」を参照してください。

コントローラアプリケーションサーバーの起動と停止

  • Enterprise Consoleを使用する場合、コントローラを起動または停止すると、レポートサービスも起動または停止されます。
  • セカンダリコントローラのみを起動または停止できます。
コントローラ アプリケーション サーバーを起動します。

start-controller-appserver コマンドは、データベースを自動的に起動します。

アプリケーションサーバーを起動します。

platform-admin.sh start-controller-appserver
BASH
コントローラ アプリケーション サーバーの停止

stop-controller-appserver コマンドはデータベースを停止しません。

アプリケーションサーバーを停止します。

platform-admin.sh stop-controller-appserver
BASH

コントローラ HA を使用する場合は、セカンダリ アプリケーションサーバーを停止する secondary オプションを追加できます。

platform-admin.sh stop-controller-appserver --secondary
BASH

コントローラデータベースの起動と停止

コントローラデータベースの起動

コントローラデータベースを起動します。

platform-admin.sh start-controller-db
BASH
コントローラデータベースの停止

コントローラデータベースを停止します。

platform-admin.sh stop-controller-db
BASH

高可用性ペアのプライマリコントローラを起動または停止する方法

HA ペアのプライマリコントローラを起動または停止するには、次のコマンドを使用します。これらのスクリプトを実行して controller.sh プロセスを開始するには、まずプライマリ コントローラ ホストにログインする必要があります。 

  • プライマリコントローラを再起動する前に、自動フェールオーバーを無効化する必要があります。自動フェールオーバーは、再起動後に必ず再度有効化してください。
  • Enterprise Console で自動フェールオーバーを有効にし、アプリケーションサーバーで証明書の更新を停止した場合、更新に 5 分以上かかると Enterprise Console はフェールオーバーをトリガーします。
  • Enterprise Console と高可用性ツールキット(HATK)の組み合わせを使用している場合は、サービスを使用してコントローラを起動または停止できます。

コントローラの起動と停止

Linux でコントローラを起動および停止する方法:

bin/startController.sh
BASH

コントローラアプリケーションサーバーの起動と停止

アプリケーションサーバーを起動するには、コントローラホームで次のスクリプトを実行します。

bin/controller.sh start-appserver 
BASH

アプリケーションサーバーを停止するには、次のコマンドを実行します。

bin/controller.sh stop-appserver
BASH

コントローラデータベースの起動と停止

Linuxの場合

データベースを起動するには、コントローラホームで次のスクリプトを実行します。

bin/controller.sh start-db
CODE

データベースを停止するには: 

bin/controller.sh stop-db
CODE

コントローラの正常性チェック方法

コントローラの正常性チェックはいずれかの方法で行います。

  • Enterprise ConsoleUI上で、Platforms > <プラットフォーム名> > Controllerへ遷移します。右側のメニューにコントローラの正常性の状態が表示されます。赤色は重大なステータスを表し、緑色は通常のステータスを表します.
    コントローラ表では各ノードの正常性を確認することができます。Running State列では対応するホストの状態が表示されます。
  • Enterprise Consoleサーバ上で次のコマンドの実行します。 

コントローラの正常性を確認するには、次のコマンドを実行します。

bin/platform-admin.sh check-controller-health
CODE


次の出力は、コントローラのステータスと稼働開始時間を返します。

Controller status : HEALTHY; Started 6 seconds ago.
CODE

コントローラの正常性を確認するには、次のコマンドを実行します。

bin\platform-admin.exe cli check-controller-health
CODE

コマンドを機能させるには、Powershell 実行ポリシーを正しく設定する必要があります。https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/microsoft.powershell.core/about/about_execution_policies?view=powershell-7.2 を参照してください。