コードの問題のスナップショットには、各コード問題について詳細な情報が表示されます。インストゥルメント化されたアプリケーションのインスタンスで ANR や UI 低下が発生した場合、または検出された例外を手動で報告する場合に、コードの問題のスナップショットが作成されます。検出された例外を手動で報告するには、iOS SDK または Android SDK のいずれかを使用します。 

  • 応答していない関数、または例外が検出された関数を含むスレッド
  • 応答していない関数、または例外が検出された関数を含むソースファイル
  • 必要に応じて、ソースファイルの行番号
  • コード問題が発生したときのアプリケーションのスタックトレース

iOS アプリケーションの場合、コードの問題のスナップショットは次に基づいています。

  • ANR
  • 処理済み Objective-C 例外
  • UI 低下

Android アプリケーションの場合、コードの問題のスナップショットは次に基づいています。

  • ANR
  • 処理済み Java 例外
  • UI 低下

コードの問題のスナップショットの詳細

Issue Snapshot Details ダイアログには、 Issue SummaryIssue Distribution の 2 つのパネルがあります。[Issue Summary] パネルにはコードの問題とスタックトレースに関する基本情報が表示されます。Issue Distribution パネルには、コードの問題グループとスタックトレースによって分類された問題メトリックを含むウィジェットが表示されます。

コードの問題のスナップショットの詳細の表示

  1. Code Issues > Analyze にアクセスします。
  2. Code Issue Events ウィジェットから、コードの問題のスナップショットのいずれかをダブルクリックします。

問題の概要

スナップショットの [Issues Summary] パネルには、スナップショットの主要なプロパティが表示されます。クラッシュとは異なり、コードの問題にブレッドクラムは含まれません。 

Issue Summary

Stack Trace パネルには、コードの問題のコールスタックが表示され、検出された例外または ANR が発生したスレッドが示されます。これは、Unique Issue Dashboard に示す集約スタックトレースではなく、この特定のコードの問題に対する完全なスタックトレースです。スレッドをグループ化し、スタックトレースの出力または未加工のログ出力を解析する、フォーマットされたスタックトレースを表示できます。

Stack Trace

[Download] をクリックすると、開発者に転送できるファイル内のスタックトレースまたはログプラットフォームに対するポートが取得されます。モバイルセッションのコンテキストでコードの問題を確認するには、 View Session をクリックします。

問題の分布

Issue Distribution パネルには、コード問題グループの分布メトリックを含む Analyze タブからサイズの小さなウィジェットが表示されます。

Issue Distribution