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このページでは、コントローラをホスティングするマシンの構成、チューニング、および環境の要件について説明します。

これらの考慮事項は、マシンがLinuxを実行するかWindowsを実行するか、あるいは仮想マシンであるかを問わず適用されます。ご使用のオペレーティングシステムに固有の考慮事項については、関連ページのリンクを参照してください。 

時刻同期サービス

コントローラのホストマシンで、Network Time Protocol デーモン(ntpd)などの時刻同期サービスが有効である必要があります。 

MySQLの競合

特定のLinuxインストールタイプには、バンドルパッケージとしてMySQLが含まれています。コントローラホストでは、コントローラホストに含まれているもの以外のMySQLインスタンスは実行すべきでありません。そのようなMySQLプロセスが実行されていないことを確認してください。

仮想メモリ領域

対象システムには仮想メモリサイズ(Linuxのスワップ領域またはWindowsのページファイル領域)が10GB以上必要です。推奨は20GBです。

ご使用のシステムの仮想メモリサイズを確認し、10GB以下の場合は変更してください。スワップ領域やページファイルのサイズの変更手順については、ご使用のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。 

ディスク領域

プロファイルサイズのコントローラをインストールするのに必要な最低ディスク容量に加え、 Enterprise Console はシステムの一時ディレクトリ(一般的に、Linux では /tmp、Windows では c:\tmp)に一時ファイルを書き込みます。Enterprise Console はコントローラホストに空き一時領域として 1024 MB を必要とします。 

Windows では、上記の要件が満たされないことによりエラーが発生した場合に、そのインストールプロセスの期間中に一時ディレクトリの環境変数を容量が十分にあるディレクトリに設定できます。インストールが完了したら、元の一時ディレクトリに設定を戻すことができます。

ネットワークポート

コントローラがエージェントやその他のAppDynamicsプラットフォームと通信するのに使用するポートを確認してください。詳細については、「ポート設定」を参照してください。

Linux システムでは、1024 未満のポート番号は開放するのにルートアクセス権を必要とする特権ポートと見なされる場合があります。デフォルトのコントローラ Listen ポートは 1024 未満の番号で構成されていませんが、1024 未満の番号に設定する場合(プライマリ HTTP ポートに 80 を設定するなど)は、Enterprise Console をルートユーザで実行する必要があります。