Splunk AppDynamics で最初にビジネスアプリケーションを作成するときに、デフォルトスコープは、アプリケーションのすべてのティアに、すべてのエージェントタイプに対するデフォルトの自動検出ルールがあることを確認します。スコープ構成モデルは高度に構成できるので、コントローラUIは以下の場合に強制的に検証を行います。

  • スコープの自動検出ルールを変更する場合。
  • スコープにティアを割り当てたり、割り当て解除する場合。

無効な変更を行おうとすると、コントローラはその変更を妨げ、コントローラUIにメッセージを表示します。

これらの検証は、構成の更新後に、ビジネスアプリケーション内のすべてのティアにそのエージェントタイプのデフォルトの自動検出ルールがあることを確認します。また、アプリケーションに追加する将来のティアを扱うためのすべてのエージェントタイプの自動検出ルールもあります。

既存のティア

すべての既存のティアは、ティアのエージェントタイプの自動トランザクション検出ルールを含むスコープに属している必要があります。たとえば、javaティアは、java自動トランザクション検出ルールを含むスコープに属している必要があります。

次のルールが適用されます。

  • ティアに別のスコープからの自動検出ルールがある場合にのみ、スコープからティアを削除できます。
  • ティアに別のスコープからの自動検出ルールがある場合にのみ、スコープから自動トランザクション検出ルールを削除できます。

将来のティア

アプリケーションに追加する新しいティアに使用できる自動トランザクション検出ルールがあることを確認するには、以下のタイプのスコープに各エージェントタイプの自動トランザクション検出ルールが少なくとも1つ存在している必要があります。

  • すべてのディアを含むスコープ。
    または
  • 特定の既存のティアを除いたすべてのティアを含むスコープ。