重要なアップグレードの注意事項

  • アップグレードする前に、各データベースコレクタの設定で示された必須のユーザ権限がすべてあることを確認します。
  • コントローラとエージェントをアップグレードする場合は、まずコントローラをアップグレードしてその後データベースエージェントをアップグレードします。
  • 新しいエージェントをインストールする前に、データベース エージェント プロセスをシャットダウンします。インストール場所を更新する際は、同じインストール場所から実行されているすべてのデータベースエージェントをシャットダウンする必要があります。
  • ご使用の OS 環境に適したインストールパッケージを、Cisco AppDynamics ダウンロードポータルからダウンロードします。
  • <db_agent_home> ディレクトリをバックアップします。これにより、必要に応じて以前のインストールに戻すことができます。同じ設定情報を維持するには、<db_agent_home>\conf\controller-info.xml ファイルも必要です。
  • 古いエージェントと新しいエージェントの両方が 4.2 以降の場合、新しいエージェントのインストール中に古いエージェントを実行したままにしておくことができます。これにより、ダウンタイムなしでエージェントをアップグレードできます。コントローラのエージェントページに「ACTIVE」と表示されている新しいエージェントを確認したら、古いエージェントを停止します。

エージェントの停止

.Linux Install Using the RPM Package v24.3 データベースエージェントの開始と停止」の説明に従って特定のインストールのエージェントを停止します。

既存のエージェントディレクトリのバックアップ

既存のエージェントディレクトリ <db_agent_home> のコピーを作成します。バックアップを行うと、必要に応じて以前のエージェントのインストールに戻すことができます。また、controller-info.xml 設定ファイルを新しいインストールにコピーして、エージェントの設定が維持されるようにすることもできます。 

エージェントのインストール

データベースエージェントの管理」の説明に従って特定のインストールのデータベースエージェントをインストールします。

controller-info.xml ファイルのコピー

エージェントの設定が確実に維持されるように、<backup_db_agent_home>\conf\controller-info.xml ファイルを新しいインストールディレクトリ <db_agent_home>\conf にコピーします。 

新しいエージェントの起動

詳細については、データベースエージェントの開始と停止 を参照してください。

データベースエージェントのインストールの確認

詳細については、「データベースエージェントのインストールの確認」を参照してください。