コントローラテナント UI のライセンスのモニターおよび管理は、購入した Cisco AppDynamics ライセンスによって異なります。インフラストラクチャベースのライセンスモデルでライセンスを購入した場合、UI には統一パッケージ測定単位に基づく使用量データが表示されます。これに対し、エージェントベースのモデルでは、エージェント測定単位に基づくデータが表示されます。「Cisco AppDynamics ライセンス」を参照してください。
[License Summary] ダッシュボード
License Summary Dashboard は、24 時間以内のすべてのライセンスの使用状況の概要を表示します。[License Summary ] ダッシュボードにアクセスするには、[User ]> [License] に移動します。
ライセンスの使用状況の表示
使用状況にドリルダウンするには、ライセンスをクリックします。
メトリックの説明
- Overall Max License Units:24 時間内の 1 時間で使用されたライセンスの最大数。たとえば、24 時間の最初の 1 時間で 100 ユニット、次の 1 時間で 200 ユニット、その次の 1 時間で 300 ユニット、さらに次の 1 時間で 300 ユニットが使用された場合です。[Overall Max License Units] は、24 時間内の 1 時間でのユニットの最大数であるため、300 ユニットになります。24 時間後、次の期間の測定が再開します。
- Overall Daily Average License Units:24 時間で使用された平均ユニット数。たとえば、24 時間の最初の 1 時間で 100 ユニット、次の 1 時間で 200 ユニット、その次の 1 時間で 300 ユニット、さらに次の 1 時間で 300 ユニットが使用された場合、[Overall Daily Average License Units] は 225 ユニットです(ユニット合計/使用時間数 = 平均)。24 時間後、次の期間の測定が再開します。
- Current Daily Business Transaction Units (エンタープライズライセンスのみ):24 時間で使用されたユニットの合計数。たとえば、エンタープライズライセンスを 1 ユニット購入した場合、[Current Daily Business Transaction Units] は 24 時間で使用可能な 400,000,000 イベントのうち、使用されたイベント数を示します。24 時間後、次の期間の測定が再開します。
使用状況の推移
エンタープライズ、プレミアム、またはインフラストラクチャ ライセンスの場合、[Usage Over Time] グラフはエージェント、アプリケーション、ホスト、およびライセンスユニットごとの使用量を示します。リアル ユーザー モニタリング ライセンスの場合、測定単位(RUM トークン、ページビュー、ライセンスユニット、およびモバイル アクティブ エージェント)でフィルタリングできます。
分析
エンタープライズライセンスの場合、Analytics グラフには、合計イベント制限と比較したビジネス トランザクション イベントごとの使用量が表示されます。日付と時刻の範囲でフィルタリングし、最大使用量と平均使用量の表示を切り替えることで、グラフデータを調整できます。
ライセンスルールの使用状況
ライセンスルールは、ライセンスユニットの割り当てを定義します。コントローラテナント UI には、ライセンスルールの使用状況を表示する 2 つの方法があります。
[License Summary] ダッシュボードから
- ライセンスをクリックします。
- [Associated License Rules] までスクロールし、関連するライセンスルールと、それらのルールでのエンタープライズユニットの使用量を表示します。
[License Rules ] ダッシュボードから
- ライセンスルールをクリックします。
- 割り当てられたライセンス、ルール内の各ライセンスの使用状況、およびその他のルールの詳細を確認します。
- [View Connected Agents] をクリックすると、ルールに接続されているエージェントと、アプリケーションおよびサーバーの範囲が表示されます。
コントローラテナント UI のライセンスのモニターおよび管理は、購入した Cisco AppDynamics ライセンスによって異なります。エージェントベースのライセンスモデルでライセンスを購入した場合、UI にはエージェント測定単位に基づく使用量データが表示されます。これに対し、インフラストラクチャベースのモデルでは、統一パッケージ測定単位に基づくデータが表示されます。「Cisco AppDynamics ライセンス」を参照してください。
[Account Usage] ダッシュボード
ライセンスの使用状況を表示するには、[User ] > [License] に移動します。
ライセンスをクリックすると、使用制限が表示されます。ライセンス使用数は毎日リセットされていますが、グラフにはユーザが指定した期間にわたる累積的なライセンス使用量が表示されます。特定の 1 日のライセンス使用量を表示するには、時間範囲を 23 時間 59 分間に設定します。
アカウント使用状況のレポート
[Reporting] タブから、1 つ以上のアプリケーションのライセンス使用状況レポートを生成できます。レポートには、使用されているライセンスユニットと APM マイクロサービスユニットの使用状況が表示されます。ライセンス使用状況データを CSV ファイルとしてエクスポートすることもできます。
- [User ] > [License] に進みます。
- [Reporting] をクリックします。
- 使用状況を表示するアプリケーションを 1 つ以上選択します。
- [Show Usage] をクリックします。
- [Export Usage Data ] をクリックして、レポートを CSV ファイルとして保存します。
アプリケーションとマイクロサービスの使用状況
LICENSE USAGE REPORTED には、APM SKU に関連するライセンスユニットの使用状況の 2 つの異なる行が表示されます。一番上の行には、APM SKU に使用されているライセンスユニットの合計が表示されます。そのすぐ下の 2 行目には、マイクロサービス SKU の使用に起因するライセンスユニットの数が表示されます。2 番目の行の数値は、最初の行の合計ライセンスユニットのサブセットを表し、マイクロサービスに明示的に割り当てられている APM SKU ライセンスの数を示します。
データ ストレージ
割り当てられた保存容量が表示されます。製品を選択し、タイムラインにカーソルを合わせると、各イベントタイプのデータ消費量を確認できます。
- Stored:保存されているデータの量を表示します。
- Overage:データ損失の原因となった保存容量を超えているデータの量を表示します。
ストレージの割り当てを増やす必要がある場合は、Cisco AppDynamics サポートにお問い合わせください。