データベースの可視性とサーバの可視性を統合できます。これにより、(サーバの可視性を使用する)マシンエージェントから [Database Visibility] ダッシュボードへ、正確なハードウェアメトリックの詳細をキャプチャできます。これらのメトリックは、ホストマシンに SSH 接続しなくても表示されます。また、この統合によりサーバの可視性マシンは、データベースエージェントとサーバの可視性エージェントの両方が同じ IP アドレスをキャプチャした場合に、自動的にデータベースの可視性サーバに接続できます。
サーバの可視性とデータベースの可視性を統合すると、[Database] ダッシュボードで次のメトリックを表示できます。
- CPU System% と CPU User% ではなく CPU Busy%
- Memory Used%
- Disk IO(KB/秒)ではなく、Disk IO(読み取りと書き込み時の操作/秒)
- Network IO(発信および着信時の KB/秒)
要 件
サーバの可視性から [Database Visibility] ダッシュボードへのハードウェアメトリックを表示するには、次の要件を満たす必要があります。
- マシンエージェントをインストールして登録します。
- マシンエージェントでサーバの可視性を有効にします。詳細については、サーバーの可視性を参照してください。
- データベースコレクタの [Hardware Monitoring] セクションを無効にします。サーバハードウェアをモニタするデータベースエージェントの構成を行うと、データベースエージェントは SSH 接続を使用するコレクタ設定に基づいてハードウェアメトリックを表示します。
ハードウェアメトリックの表示
マシンエージェントとデータベースエージェントが登録され、接続されている場合、[Databases] ダッシュボードに [Server Dashboard] セクションを表示できます。
[Server Dashboard] セクションで説明されている URL([Link this database to a server])を使用して、データベースの可視性サーバーをサーバーの可視性サーバーに手動で接続したり、接続を解除したりできます。次のシナリオでは、手動でデータベースノードをサーバの可視性サーバに接続する必要があります。
- IP アドレスが一致せず、サーバは自動的に接続されません。
- データベースサーバを別のサーバの可視性マシンに接続する必要があります。
- 特定のデータベースサーバをサーバの可視性マシンに接続する必要はありません。

複数のデータベースノードを単一のサーバの可視性マシンにマッピングできます。
サーバーが接続されている場合は、[Server Dashboard] セクションに、接続されている [Server Dashboard] へのリンクが表示されます。

データベースクラスタの場合、各データベースノードに対応する各 [Server Dashboard] へのリンクがあります。

接続されているサーバーを [Server Dashboard] セクションでクリックすると、すべてのハードウェアメトリックが表示された [Server Visibility] ダッシュボードにページがリダイレクトされます。

[Server Dashboard] で [Database Dashboard] をクリックすると、サーバーの可視性マシンに接続されているデータベースノードのリストがあるダイアログが表示されます。データベースノードをどれか選択して、[Database Dashboard] に移動できます。
