Unified Observability Experience を使用すると、既存の Splunk AppDynamics SaaS テナントの Cisco Observability Platform の高度なログトラブルシューティング機能を活用できます。Splunk AppDynamics SaaS によってモニターされている環境内のアプリケーションは、アクション、エラー、警告、予期しない状態、またはその他のイベントに関する重要な情報を含むログを生成します。そのため、モニター対象のアプリケーションから Splunk AppDynamics SaaS によって収集されたログは、アプリケーションのコンテキスト内ログを使用して、機能拡張されたログのトラブルシューティングを行うために、Cisco Observability Platform にプッシュされます。ログの詳細を使用すると、アプリケーションの問題を迅速にトラブルシューティングできます。Cisco Cloud Observability ユーザーインターフェイスでアプリケーションログの詳細を表示できます。

はじめる前に

アプリケーションのログを表示する前に、次の要件が満たされていることを確認します。

  • アプリケーションは Java ベースである必要があります。
  • アプリケーションは log4j2 ライブラリを使用します。
  • Splunk AppDynamics SaaS テナントと Cisco Observability Platform テナントは統合されています。
    Cisco AppDynamics SaaS テナントと Cisco Observability Platform テナントの統合」を参照してください。
  • Cisco Cloud Observability で OpenTelemetry Collector が設定されています。「Distribution of Opentelemetry Collector Settings」を参照してください。
  • 管理コンソールでの coexistence.log.enabled : true フラグ設定。デフォルトでは、このフラグの値は true です。

リージョン単位での可用性

この機能は、PDX リージョンと FRA リージョンのテナントで使用できます。

ログデータを表示する権限

Splunk AppDynamics SaaS には、アプリケーション内の詳細な権限があります。Cisco Cloud Observability では、アプリケーションのコンテキストにあるログを表示するためのアカウントレベルのアクセス権を取得します。ただし、コンテキストに関連する Cisco Cloud Observability 内のフィルタを削除すると、使用可能なすべてのログを表示できます。

ログエクスプローラを使用した問題のトラブルシューティング

ログエクスプローラの情報を使用して問題をトラブルシューティングできます。ログエクスプローラの詳細については、「Troubleshoot with Logs」および「Explore Logs」を参照してください。

ログを表示してトラブルシューティングを行うには、次の UI ページから [View related Logs] ボタンにアクセスします。