IIBエージェントのサポート

このページでは、IIB エージェントのサポートされているバージョン、オペレーティングシステム、およびノードタイプについて説明します。IIB エージェントは、Linux および AIX オペレーティングシステムをサポートしています。

オペレーティング システム

IIB エージェントでは、次のオペレーティングシステムがサポートされています。

  • Linux x86-64
  • AIX v7.1 および v7.2
  • Windows x86-64

IIBバージョン

IIB エージェントは、Linux および AIX オペレーティングシステム用の次のバージョンの IIB をサポートしています。

オペレーティング システム(Operating System)IIB バージョン

Linux

  • glibc 2.17 以降をベースとする Linux ディストリビューション
  • Red Hat Enterprise Linux 8、9
  • IIB v10
  • ACE v11
  • ACE v12

AIX 7.1

(最小パッチレベル 7100-03-09-1717 または 7100-04-04-1717)


  • IIB v10
AIX 7.2
  • IIB v10
  • ACE v11(ACE フィックスパック v11.0.0.9 以降が必要)
  • ACE v12

Windows x86-64

  • ACE v11
  • ACE v12

IIB エージェント 24.2.0 では、Windows オペレーティングシステムのサポートが導入されます。すでにサポートが終了しているため、IIB v10 では Windows はサポートされません。

マルチクラウドの展開のサポート

エージェントは、次のマルチクラウド環境での展開をサポートしています。

  • Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
  • Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)
  • Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)
  • Azure Kubernetes Service(AKS)

IIBノードのタイプ

このエージェントでは、ビジネストランザクションで検出されたアップストリームを次のノードタイプで続行できます。

  • SOAPInput
  • HTTPInput
  • JMSInput
  • MQInput

このエージェントでは、ダウンストリーム相関の exit コールを次のノードタイプで検出し、タグを付けることができます。

  • SOAPRequest
  • HTTPRequest
  • JMSOutput、JMSReply
  • MQOutput、MQReply

MQ の場合、MQRFH2 メッセージヘッダーを使用して相関を提供します。IIB エージェントを使用して IIB から MQ メッセージを消費するアプリケーションは、MQRFH2 ヘッダーをサポートしている必要があります。

このエージェントでは、次のノードタイプのデータベース バックエンド コールを検出できます。

  • DatabaseRetrieve
  • DatabaseRoute

すべてのノードは、ビジネストランザクション内でスレッドとして表されます。ビジネストランザクションのダッシュボードとトランザクション スナップショットのツリービューで、ノードごとのタイミングを表示できます。