releaseID を、挿入された JavaScript エージェントを含むアプリケーションのリリース名、ID、またはバージョンに設定できます。JavaScript エラーをトラブルシューティングする場合、これはエラーを正しいアプリケーション ソース コードにマッピングするのに役立ちます。

リリース ID を指定するには、次の 2 つの方法があります。

  1. JavaScript エージェントの構成
  2. JavaScript エージェント API を呼び出す

JavaScript エラーが発生すると、JavaScript エージェントはエラービーコンをコントローラに送信します。アプリケーションのリリース情報を追加すると、エージェントはリリース ID とともにエラービーコンを送信します。

次に、エラーのトラブルシューティングが必要なときに、アプリケーションのソースマップまたはファイルをアップロードすると、コントローラ UI がそのエラーに対応するコードの正確な行を強調表示します。ソースマップ/ファイル名が複数のアプリケーションリリースで同じである場合(つまり、4.5.1 と 4.5.5 の両方のリリースでソースマップの名前が my_app_source_map.js である場合)、リリース ID を指定して、コントローラに送信されるエラーデータにも対応するアプリケーションリリースが含まれるようにする必要があります。

JavaScript エージェントにリリース ID を追加する

リリース ID を文字列として config.releaseID に追加します。

次に例を示します。

<script type="text/javascript" charset="UTF-8">   
    (function(config){
       config.releaseId = "4.5.4";
    })(window['adrum-config'] || (window['adrum-config'] = {}));
</script>
<script src="//cdn.appdynamics.com/adrum/adrum-latest.js" type="text/javascript" charset="UTF-8"/>
JS

JavaScript API でリリース ID を呼び出す

setAppReleaseId() でリリース ID を呼び出します。

次に例を示します。

var setAppReleaseId = function () {
	ADRUM.setAppReleaseId("4.5.4");
	window.history.pushState("setAppReleaseID");
	}
JS