この機能は、Linux インストールでのみ使用できます。

appd-diagnostics.lua ファイルを使用して、次のことを決定できます。

  • 中止時にコアファイルが生成されるかどうか。
  • ソフトおよびハードのコアファイルの最大サイズ設定。

ネットワークエージェント 23.3.0 より前では、デフォルトのシステム設定でコアファイルが作成されていました。ネットワークエージェント 23.3.0 以降では、特に設定されていない限り、デフォルトではコアファイルは作成されません。

コアファイルの作成を許可するには、以下に示すように appd-diagnostics.lua ファイルの値を設定する必要があります。これらの値は、ネットワークエージェントを起動する前に設定する必要があります。エージェントの実行中に値を変更しても効果はありません。

  1. ネットワークエージェントの <root installation>/conf directory にある appd-diagnostics.lua ファイルに移動します(例:/opt/appdynamics/netviz/conf)。
  2. appd-diagnostics.lua ファイル内の次の構造に移動します。ファイル内の他の 2 つの構造は無関係です。

    appd_netagent_diagnostics = {
       rlimit_soft = 0,
       rlimit_hard = 0,
       pr_set_dumpable = 0,
       init_pause = 0,
    }
    CODE
  3. 次の設定の値を変更します。

    • rlimit_soft/rlimit_hard:コアファイルの最大サイズをバイト単位で定義します。
    • pr_set_dumpable:コアファイルを作成するか(=1)、作成しないか(=0)を定義します。

これらの設定の詳細については、Linux の man ページの ulimit 設定に関するドキュメントを参照してください。