ADQL クエリでは、次の 2 つの主なカテゴリの式を使用します。
- SELECT 句で使用されるフィールド式
- WHERE 句で使用される条件式
式を作成するには、次の構文に示されているようにフィールド名、関数、数値、および演算子を使用します。
field_expression の構文(SELECT 句)
condition_expression の構文(WHERE 句)
SELECT 句のフィールド式の構文には、関数を含めることもできます。function_expression の構文は、function
(field_name, arguments, ...) です。
構文要素 | 説明 |
---|
field_name または numeric_field_name | 指定したイベントタイプのフィールドの名前。フィールド名にスペースまたは特殊文字が含まれる場合、そのフィールド名には逆引用符が必要です。たとえば、フィールド名 `full name` は、スペースが含まれるため、逆引用符で囲まれています。全リストについては、「特殊文字」を参照してください。 ADQL クエリでは、イベントサービスの内部名を使用します。デフォルトフィールドとその内部名のリストについては、「ADQL Data」を参照してください。 |
function | 「Analytics Functions」を参照してください。 |
numeric_literal | 一連の数字。オプションで小数点「.」、符号 {+ | -} を含めることができます。例:2、-4、3.14 |
unary_operator | - unary 演算子は、オペランドの値を負にします。 |
binary_operator | 算術演算子:{*、/、%、+、-}。「数学式」を参照してください。 |
COMPARISON_OPERATOR | 値を比較する一連の演算子。全リストについては、「比較演算子」を参照してください。 |
LOGICAL_OPERATOR | 「論理演算子」を参照してください。 |
value | value の構文は {numeric_literal | string | boolean} です。値は、指定された field_name の値と比較するために使用されるテキスト、数値、日付、またはブール値です。値のデータ型は、指定したフィールドのタイプと一致している必要があります。 テキスト文字列には引用符が必要です。数値、日付、ブール値(true または false)および NULL には、引用符は必要ありません。引用符として、一重引用符または二重引用符を使用できます。 |
特定の配列要素に式を適用する代わりに、すべての配列要素に式を適用することができます。
スペースまたは特殊文字を含むフィールド