Splunk AppDynamics 製品には次の 2 つのライセンスモデルがあります。

  • インフラストラクチャベースのライセンス:2021 年 2 月 23 日に新モデルをリリース
  • エージェントベースのライセンス:クラシックモデル

インフラストラクチャベースのライセンスモデル

インフラストラクチャベースのライセンスモデルは、アプリケーション パフォーマンス モニタリング(APM)、エンドユーザーモニタリング(EUM)、アプリケーション分析、およびセキュリティのライセンスパッケージを提供します。各パッケージには Splunk AppDynamics エージェントの組み合わせが含まれていて、単一の測定単位(CPU コア)に基づいています。各エージェントは単一の測定単位で取得できるため、インフラストラクチャベースのライセンスは多様なアプリケーションをサポートし、より適切なライセンス使用状況の予測ができます。 

次の表に、インフラストラクチャベースのライセンスモデルのライセンスで複数の Splunk AppDynamics 製品がどのようにバンドルされているかを示します。

Splunk AppDynamics 製品

アプリケーション モニタリング パッケージエンドユーザー モニタリング パッケージ
エンタープライズSAP ソリューション向けエンタープライズPremiumReal User Monitoring (Peak)Real User Monitoring (Pro)

アプリケーション パフォーマンス
モニタリング




トランザクション分析




Network Visibility



サーバーの可視性



データベースのモニタリング



SAP Advanced Business
Application Programming(ABAP)





リアルユーザーモニタリング
(ブラウザとモバイル RUM)




1

1

リアルユーザーモニタリング分析




1

アドオン製品

さらに、次の製品はいずれも、スタンドアロンとして、またはパッケージのアドオンとして購入できます。

  • Infrastructure Monitoring
  • 合成モニタリング
  • IoT for Connected Devices
  • ログ分析
  • Secure Application

エージェントのバージョンの推奨事項

Agent(エージェント)推奨バージョン説明
マシンエージェント20.11 以降マシンエージェントのすべてのバージョンは、インフラストラクチャベースのライセンスパッケージと互換性があります。パフォーマンスの向上と正確なライセンス数のカウントのためにマシンエージェント 20.11 以降を推奨しています。サポートされるバージョンについては、「エージェントとコントローラテナントの互換性」を参照してください。
データベースエージェント21.2 以降複数のデータベースを同時にモニターする場合、コントローラテナントにはデータベースの合計数に対応するライセンスが必要です。データベースエージェントのすべてのバージョンは、インフラストラクチャベースのライセンスパッケージと互換性があります。パフォーマンスの向上と正確なライセンス数のカウントのためにデータベースエージェント 21.2 以降を推奨しています。データベースエージェントのライセンスの詳細については、「ライセンスの付与および制限事項を参照してください。

使用状況を確認するためのコントローラテナント UI

Infrastructure-based Licensing のライセンスがあり、コントローラが 21.2.0 以降の場合は、コントローラテナントでライセンスを管理する新しい UI が使用できます。「ライセンス使用状況の確認」の [Infrastructure-based Licensing] タブを参照してください。

エージェントベースのライセンスモデル

2021 年 2 月 23 日より前に Splunk AppDynamics ライセンスを購入した場合、それのほとんどは、エージェントベース ライセンス モデルのものです。エージェントベースのライセンスは、各 Splunk AppDynamics エージェントが個別にライセンスされ、測定されるオリジナルモデルです。エージェントベースのライセンスのライセンス付与、制限事項、および定義については、「ライセンスの付与および制限事項」を参照してください


Licensing Package Type

PeakAdvancedPro

Splunk AppDynamics Product

APM

APM Microservices

Real User Monitoring (RUM)

IoT

APM

APM Microservices

APM

APM Microservices

Real User Monitoring (RUM)

Browser RUM

Mobile RUM

Synthetic Monitoring

Database Visibility

Log Analytics

Application Performance Monitoring

APM Any Language

2


2

2






Infrastructure Visibility

Transaction Analytics













Network Visibility











Server Visibility











Database Visibility














End User Monitoring

Browser Real User Monitoring












Mobile Real User Monitoring












Synthetic Monitoring














IoT for Connected Devices














Business Performance

Browser Analytics














Mobile Analytics














Transaction Analytics













Log Analytics














使用状況を確認するためのコントローラテナント UI

エージェントベースのライセンスの場合、コントローラテナントでライセンスを管理するためのオリジナル UI があります。「ライセンス使用状況の確認」の [Agent-based Licensing] タブを参照してください。



  1. RUM、RUM Analytics、Log Analytics、および Secure Application のライセンスは、IBL モデル以外で使用できます。    
  2. APM Any Language 5 ユニット分相当のライセンスで、Docker Containers、すべての CloudFoundry ベースのプロバイダー、Redhat OpenShift、Heroku Dyno、Microsoft Azure App サービス(Azure WebApps、Azure WebJobs、および Azure API Apps を含む)、Microsoft App サービスプランでホスティングされる Microsoft Azure の機能、Microsoft Azure Service Fabric、Microsoft Azure Containers、Amazon Elastic Beanstalk、Oracle PaaS(Java および Node.js のみ)、および Bluemix Containers とともに使用可能なライセンス。