このページでは、PHP エージェントのノード再利用機能の使用方法について説明します。

ノード名を再利用

このプロパティは、寿命が短い VM(仮想マシン)が多数ある環境のモニタリングに役立ちます。true に設定すると、Splunk AppDynamics は新しい VM に過去の VM のノード名を再利用します。したがって、特にノードが異なる時間に実行される同一のプロセスである場合に、異なる名前のノードが急速に増加することはありません。

Splunk AppDynamics はノード名をアプリケーション、ティア、シーケンス番号を使い生成し、ノード名をプールします。たとえば、ノードがパージされる(ノードの存続期間に基づく)と、シーケンス番号が再利用されます。

  1. ご使用の環境に応じて、PHP 構成ファイル php.ini または appdynamics_agent.ini を編集します。
  2. PHP 構成ファイルで、次の設定を構成します。

agent.nodeReuse
CODE

agent.nodeReuse の値が true に設定されている場合、エージェントは再利用ノード名を使用します。デフォルトは false です。

agent.nodeReusePrefix
CODE

ノード名を再利用するようにエージェントを構成する際に、agent.nodeReusePrefix プロパティを使用し、コントローラがノード名を動的に生成するために使用するプレフィックスを指定します。  

この設定は、agent.nodeReusetrue に設定されている場合に必要です。 

再利用ノード機能の例:

php.ini ファイルの次の構成では、コントローラは「reportGen」というプレフィックスのあるノード名を生成します。並列で実行しているノードの数に応じて、ノード名には、-1 や -2 などのサフィックスが付きます。シャットダウンされ履歴ノードと見なされるノードの名前は、新しいノードで再利用できます。 

agent.nodeReuse=true agent.nodeReusePrefix=reportGen
CODE

agent.nodeReuse およびノード名を使用すると、agent.nodeReusePrefix プロパティが優先されます。