関連フィールドを使用すると、高い関連性スコアを示すデータフィールドを見つけることができます。高い関連性スコアは、これらのフィールドがデータセット全体よりも、フィルタ処理されたデータセットで非常に一般的であることを示し、分析に特に役立つ場合があります。関連フィールドの調査により、価値ある洞察を提供し、優れた根本原因分析を実行できるようになります。

関連フィールドの調査は、すべてのイベントタイプで使用できます。

例として、次の提案されたワークフローを使用することにより、ユーザエクスペリエンスの低下を調査できます。

  1. [Analytics Search] ページから、[Transactions] イベントタイプと [Data] タブを選択します。 
     
  2. [Add Criteria] をクリックし、調査するアプリケーションを選択します。
  3. [User Experience] または [Fields] リストの別のフィールドをクリックし、[Top Values] を表示します。大量のエラーが表示され、トランザクションが非常に遅い場合、何百ものエラーと非常に遅いトランザクションを調査するのは簡単ではないことがわかります。
     
  4. 検索条件に [Error] および [Very Slow] の値を追加すると、トランザクションの合計数をより小さなデータセットに絞り込むことができます。右側に [+] 記号が表示されるまで [Top Values] リスト内のフィールドにカーソルを合わせると、値をすばやく追加できます。[+] をクリックして検索条件に追加します。ここでは、エラーまたは非常に低速なトランザクションのみに重点を置いています。
     
  5. [Relevant Fields] ラベルをクリックすると、調査の焦点を当てる場所を確認できます。この例では、関連性スコアが 87 であるため、[Checkout] ビジネストランザクションから開始することができます。また、[Platinum] と [Silver] の顧客が 2 つの最高スコアを持っていることも確認できます。関連性スコアは、エラーと非常に低速なトランザクションの最も高い割合が発生している箇所を示しています。
     
  6. [Relevant Field] リスト内のフィールドをクリックすると、詳細が表示されます。検索条件に関連フィールドを追加し続けると、データセットの絞り込みを続けることができます。このプロセスにより、調査が必要な重要な問題を見つけることができます。