このページでは、AppDynamics の正常性ルールの管理に関する概要について説明します。
デフォルトの正常性ルールを含む現在の正常性ルールを表示して、正常性ルールウィザードにアクセスするには、[Alert & Respond > Health Rules] をクリックします。次に、上部のプルダウンメニューから希望する正常性ルールのエンティティタイプを選択します。
現在の正常性ルールは、左側のパネルに一覧表示されています。このルールの 1 つをクリックすると、選択された正常性ルールが影響するエンティティおよび最新の評価のステータス内容を表示するリストが右側のパネルに表示されます。また、[Evaluation Events] タブを選択して、評価イベントの詳細リストを確認することもできます。
左側のパネルでは、正常性ルールを直接削除または複製することができます。またここからは、正常性ルール ウィザードにアクセスして新しいルールの追加や既存のルールの編集もできます。
[Evaluate Health Rules] チェックボックスをオフにすると、選択したエンティティのすべての正常性ルールの評価を無効にすることができます。正常性ルールの評価を再開したい時はチェックを入れます。
正常性ルールウィザードの使用に関する詳細は、「正常性ルールの構成」を参照してください。
すべての正常性ルールの無効化
[Health Rules] トグルを [OFF] に設定すると、選択されているエンティティのすべての正常性ルールの評価を無効にできます。[Health Rules] UI では、すべての正常性ルールのステータスが示されます。
正常性ルールの評価を再開するには、このトグルを [ ON] に設定します。
- [Enabled] チェックボックスをオフにすると、[Create Health Rule] または [Edit Health Rule] ダイアログボックスで個々の正常性ルールの評価を無効にできます。
- すべての正常性ルールの評価を無効にすると、[Create Health Rule] または [Edit Health Rule] ダイアログボックスで [Enabled] チェックボックスをオンにしても、個々の正常性ルールは評価されません。
正常性ルールウィザードの使用に関する詳細は、「正常性ルールの構成」を参照してください。
正常性ルールのステータスの表示
UI のすべてにおいて、正常性ルールのステータスは次のように色分けされています。
- 緑色は正常
- 黄色/オレンジ色は警告の状態
- 赤色は重大な状態
- 灰色は、正常性ルールのステータスが不明(たとえば、コントローラがルールの評価に必要なデータを収集できないなど)
コントローラ UI で正常性ルール違反がレポートされていたら、その違反をクリックして詳しい情報を取得できます。
正常性ルールのステータスは、モニター対象のエンティティの正常性によって変わります。以前は不明な状態(灰色)であった正常性ルールの評価条件を更新すると、次のように変更が発生します。
- 正常性ルールの評価条件でメトリックが初めて使用される場合、[Use data from last <> min(s)] オプションに応じてステータスの変更に時間がかかります。
- メトリックが正常性ルールの評価条件ですでに使用されている場合、警告または重大な条件が満たされるとすぐにステータスが変更されます。
正常性の要約バーは、組み込みダッシュボードで以下のように表示されます。
正常性コラムは、下図のティアリストのようにさまざまなリストで表示されます。
ダッシュボードで、正常性ルール違反は [Events] パネルに表示されます。