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Java エージェントによる Azure Spring Cloud のモニタ
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AppDynamics Java エージェントは、Azure Spring Cloud で実行されているワークロードをモニタするために役立ちます。サービス間のデータフローとアプリケーションのトポロジを可視化するには、Azure Spring Cloud アプリケーションを構成するサービスで AppDynamics Java エージェントをアクティブにします。
AppDynamics Java エージェントでは、Azure Spring Cloud アプリケーション内の遅いトランザクションまたはエラートランザクションの根本原因分析も行われます。
AppDynamics Java エージェントにより、ガベージコレクション情報と、Azure Spring Cloud アプリケーション内のサービスの JVM メモリ使用率が提供されます。
前提条件
AppDynamics を使用して、Spring Cloud のワークロードをモニタするために、Azure Spring Cloud アプリケーションでエージェントを使用できます。これを行うには、次の手順を実行します。
- AppDynamics アカウントを作成します。
- Azure CLI をインストールします。手順については、「Azure CLI のインストール方法」を参照してください。
制限
AppDynamics Java エージェントは、Azure Spring Cloud 環境内の読み取り専用アーティファクトとして展開されます。これにより、Java エージェントを介して使用できる機能が制限されます。制限事項は次のとおりです。
- ファイル(
controller-info.xml
、agent. properties
)によるエージェント構成は使用できません。 - ファイル(
log4j2.xml
)によるエージェントのログレベルの構成は使用できません。 - XML ファイルによるカスタム相関構成は使用できません。
Azure Spring Cloud での Java エージェントの使用
次の 2 つの方法で、Azure Spring Cloud アプリケーションで Java エージェントをアクティブにできます。
- Azure CLI を使用した AppDynamics Java インプロセスエージェントのアクティブ化
- Azure ポータルを使用した AppDynamics Java インプロセスエージェントのアクティブ化
Azure CLI を使用した AppDynamics Java インプロセスエージェントのアクティブ化
- Azure Spring Cloud のインスタンスを作成します。
アプリケーションを作成します。
```shell az spring-cloud app create --name "appName" --is-public true \ -s "resourceName" -g "resourceGroupName"```
CODE- AppDynamics エージェントと環境変数を使用して展開を作成します。
AppDynamics に接続し、要件に応じて他の変数をカスタマイズするには、APPDYNAMICS_AGENT_ACCOUNT_ACCESS_KEY
、APPDYNAMICS_AGENT_ACCOUNT_NAME
、および APPDYNAMICS_CONTROLLER_HOST_NAME
にアクセスする必要があります。
```shell
az spring-cloud app deploy --name "appName" --jar-path app.jar \
-s "resourceName" -g "resourceGroupName" \
--jvm-options="-javaagent:/opt/agents/appdynamics/java/javaagent.jar" \
--env APPDYNAMICS_AGENT_APPLICATION_NAME=<YOUR_APPLICATION_NAME> \
APPDYNAMICS_AGENT_ACCOUNT_ACCESS_KEY=<YOUR_AGENT_ACCESS_KEY> \
APPDYNAMICS_AGENT_ACCOUNT_NAME=<YOUR_AGENT_ACCOUNT_NAME> \
APPDYNAMICS_AGENT_NODE_NAME=<YOUR_AGENT_NODE_NAME> \
APPDYNAMICS_AGENT_TIER_NAME=<YOUR_AGENT_TIER_NAME> \
APPDYNAMICS_CONTROLLER_HOST_NAME=<YOUR_APPDYNAMICS_CONTROLLER_HOST_NAME> \
APPDYNAMICS_CONTROLLER_SSL_ENABLED=true \
APPDYNAMICS_CONTROLLER_PORT=443
Azure Spring Cloud は、次のパスに AppDynamics Java エージェントをプレインストールします。/opt/agents/appdynamics/agent/javaagent.jar.
Azure ポータルを使用した AppDynamics Java インプロセスエージェントのアクティブ化
- Azure ポータルで、左側のナビゲーションウィンドウの [Settings > Apps] をクリックして、モニタするアプリケーションを見つけます。
- アプリケーションをクリックして、[Configuration] ページに移動します。
- 左側のナビゲーションウィンドウの「Configuration」をクリックして、「Environment variables」タブのアプリケーションの環境変数を追加、更新、または削除します。
[General settings] をクリックして、[General settings] タブでアプリケーションの JVM オプションを追加、更新、または削除します。
[Save] をクリックします。
[Restart] をクリックして構成が完了したことを確認します。
環境変数またはシステムプロパティを使用した構成
次の環境変数を使用して、Azure Spring Cloud アプリケーションでエージェントを使用するようにセットアップを構成できます。
環境変数 |
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次のシステムプロパティも使用できます。
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これらのシステムプロパティの詳細については、「Javaエージェント構成プロパティ」を参照してください。アカウントとアカウントアクセスキーを見つけるには、「エージェントとコントローラの接続」を参照してください。
AppDynamics エージェントのロギング
デフォルトでは、Azure Spring Cloud は AppDynamics エージェントの情報レベルのログを STDOUT
に出力します。このログはアプリケーションログと混合されます。アプリケーションログから明示的なエージェントのバージョンを確認できます。
You cannot configure the controller-info.xml.
したがって、,
デバッグログを取得するには、ASC 内のアプリケーションでのログレベルの環境変数を設定してから、アプリケーションを再起動する必要があります。
ASC ログをキャプチャするためのコマンドを実行するには、「az spring-cloud app log」を参照してください。