このページでは、AppDynamics の影響を受けるエンティティの概要について説明します。

[Affected Entities] パネルでは、正常性ルールが影響を受けるエンティティを定義できます。選択する正常性ルールのタイプによって、正常性ルールウィザードの後続のパネルで構成のために提供されるメトリックが決まります。

影響を受けるエンティティを定義するには:

  1. ドロップダウンリストから正常性ルールタイプを選択します。正常性ルールのタイプに応じて、影響を受ける対応するエンティティを設定できます。さまざまな正常性ルールタイプの影響を受けるエンティティのタイプに関する詳細については、「正常性ルールに影響を受けるエンティティ」を参照してください。
  2. ドロップダウンリストを使用して、この正常性ルールの影響を受けるエンティティを選択します。
  3. 基準の一致に基づいてエンティティを選択する場合、基準の一致を指定します。
    例えば、Tier/Node Health - Transaction Performanceを正常性ルールのタイプとして選択し、正常性ルールがノードに影響を及ぼす場合、ノードの種類で、またはメタ情報、環境変数、JVMシステム環境プロパティのような基準で正常性ルール評価を制限できます。メタ情報には、以下のキーと値のペアが含まれます。
    • key: supportsDevMode
    • key: ProcessID
    • key: appdynamics.ip.addresses
    • appdynamics.agent.node.metainfo システムプロパティ内のエージェントに渡されるいずれかのキー

考慮すべき点:

  • 多数のエンティティ(約 100 万以上)を評価するように正常性ルールを設定すると、コントローラのパフォーマンスの問題を防ぐために、その正常性ルールが自動的に無効になります。無効化された正常性ルールのログはコントローラに保存され、Splunk を使用することでログを表示できます。
  • アカウント所有者は、無効化された正常性ルールに関する電子メール通知を受信します。電子メールには、次の情報が含まれます。
    • 正常性ルールの名前
    • 正常性ルールが無効になったアプリケーション
  • 正常性ルールを再度有効にするには、追加のエンティティフィルタを適用して、評価エンティティの数を減らす必要があります。