Apache Tomcat でアプリケーションをインストゥルメント化するには、Java エージェント JAR の場所を Catalina 環境または CATALINA_OPTS 変数として追加します。 

Apache Tomcatのインストゥルメント化

  1. setenv.sh(Linux)ファイルまたは setenv.bat(Windows)ファイルを開きます(ない場合は作成します)。Tomcat 6 以降の場合は、ファイルを CATALINA_BASE/bin ディレクトリに置くことができます。それ以前のバージョンの Tomcat では、CATALINA_HOME/bin ディレクトリにファイルを置きます。
  2. 以下のとおり、-javaagent 引数を Catalina 環境変数としてファイルに追加します。

    On Linux:

    export CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -javaagent:<agent_home>/javaagent.jar"
    CODE

    <agent_home> を Java エージェント JAR ファイルへのフルパスと置き換えます。
    例:

    export CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -javaagent:/home/appserver/appagent/javaagent.jar"
    CODE

    On Windows:

    set CATALINA_OPTS=%CATALINA_OPTS% -javaagent:"Drive:<agent_home>\javaagent.jar"
    CODE

    set CATALINA_OPTS=%CATALINA_OPTS% -javaagent:C:\appagent\javaagent.jar
    CODE
  3. アプリケーションサーバーを再起動して変更を適用する。サービスとしての Tomcat の実行の詳細は、「起動時のプロパティおよびオプションの設定」を参照してください。

Windowsサービスとして実行中のTomcatのインストゥルメント化

Tomcat を Windows サービスとして実行する場合、Tomcat の起動プロパティに javaagent 引数を追加します。以下の手順は、Apache Tomcat 6.x 以降に適用されます。

Windows サービスとして実行中の Tomcat に Java エージェントをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 管理者権限を使用していることを確認する。
  2. Apache tomcat<version>w.exe ユーティリティを実行して、appdynamics エージェントをロードするために tomcat サービスを構成します(<version> で、インストゥルメント化された Tomcat のメジャーバージョン番号を表します)。

    例:

    tomcat8w //ES//<servicename>
    CODE
  3. [Java] タブをクリックし、[Java Options] で次のように追加します。

    -javaagent:<agent_home>\javaagent.jar
    CODE
  4. Tomcatサービスを再起動して変更を適用する。