このページでは、.NET エージェントを構成するための文法について説明します。文法を使用すると、アプリケーション名、階層名、およびノード名を構成できます。Windows用.NET Coreマイクロサービスエージェントのインストール」を参照してください。

文法の設定はオプションであり、設定されていない場合、cmd 文法がデフォルトの文法になります。 

サポートされている文法

文法名説明プレフィックス(Prefixes)

cmd

cmd 文法は環境変数のみをサポートします。環境変数を追加するには、%NAME%フォーマットを使用します。プレフィックス !cmd! を使用して cmd 文法を使用します。 
  • {"tier" : "!cmd!webApi-%COMPUTERNAME%"}
  • {"tier" : "paymentApi-%COMPUTERNAME%"}

ps

ps 文法は、エージェントのプロパティと環境変数をサポートします。エージェントのプロパティには形式 ${property:NAME} を使用し、環境変数には形式 ${env:NAME} を使用します。 プレフィックス !ps!  を使用して ps 文法を使用します。 {"tier" : "!ps!webApi-${env:COMPUTERNAME}_${property:IIS_VIRTUAL_APPLICATION_PATH}" }

サポートされるエージェントのプロパティ

エージェントのプロパティ名エージェントのプロパティの説明
IIS_VIRTUAL_APPLICATION_PATHIIS 仮想アプリケーションパスは、アプリケーションによって使用されます。このプロパティには常に / 記号のプレフィックスが付き、インプロセスおよびアウトプロセス ホスティング モデルを使用して IIS でホストされている ASP.NET および ASP.NET Core アプリケーションによってサポートされます。 /myPath