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Resource Performance Dashboard では、リソースがブラウザアプリケーションのパフォーマンスにどのように影響するかについてのハイレベルな概要を提供します。このダッシュボードを使用すると、ユーザエクスペリエンスに影響するリソース関連のパフォーマンスの問題を次のように特定できます。

  • パフォーマンスをしきい値と比較してリソースパフォーマンスの問題が優先順位付けされるリスト
  • リソース数の変更
  • 大規模なリソース(イメージ、JavaScript、CSS など)
  • パフォーマンスに影響を与えるリソースのサイズの増大。たとえば、ページバナーは圧縮されていないイメージで置き換えられ、ページのロードが遅くなります。
  • 低速 CDN
  • 圧縮されていないリソース
  • 実際のユーザと合成リソースのパフォーマンスの比較

[Resource Performance] ダッシュボード UI の概要

ブラウザアプリケーションに移動すると、[Resource Performance Dashboard] は左側のパネルにあります。

Resource Performance Dashboard

[概要(Overview)] タブ

[Overview] タブには、指定された期間のリソースパフォーマンスの詳細なインジケータを示すウィジェットが表示されます。ダッシュボードは、実際のユーザまたは合成データにフィルタ処理できます。ウィジェットには少数のリソースしか表示されませんが、[See More] をクリックするとウィジェットごとに最大 100 個のリソースが表示されます。

Overview

[Violations] タブ

[Violations] タブには、ページ、リソースタイプ、およびパフォーマンスのしきい値を超過したドメインやリソース違反のリストが表示されます。[Violations] タブを使用すると、問題のあるリソースを見つけるだけでなく、リソースのパフォーマンスに悪影響を与える突然の変更を認識することもできます。特定の違反をクリックすると、[Resources] タブに移動し、さらなる診断のためにその違反でデータがフィルタリングされます。設定された違反ルールは、過去 30 分間で 10 分ごとに評価されます。

Violations

違反タイプ

サポートされている違反タイプは次のとおりです。

  • ドメインロード時間の中央値
  • 平均ドメインサイズ
  • 平均ページサイズ
  • リソースロード時間の中央値
  • 平均リソースサイズ
  • リソースタイプロード時間の中央値
  • リソースタイプの平均サイズ

[リソース(Resources)] タブ

[Resources] タブを使用すると、問題のあるリソースを診断できます。また、ウィジェットにフィルタとして基準を追加することもできます。リソースのトラブルシューティングに関するすべての使用例で、[Resources] タブを使用し、アプリケーションに対する個々のリソースの影響について詳しく把握できます。例については、「使用例」を参照してください。 

Resource Performance

追加のリソース パフォーマンス データ情報

Resource Performance Dashboard を効果的に使用するには、リソースタイミング情報へのアクセスを有効にするために、すべての CORS ドメインで Timing-Allow-Origin HTTP ヘッダーを設定することを強くお勧めします。このヘッダーを使用しない場合、JavaScript エージェントはリソースサイズをキャプチャできず、サポート対象のリソース タイミング メトリックのリソースの負荷時間のみが計算されます。

リソース パフォーマンス データの保持の詳細については、「ライセンスの付与および制限事項」を参照してください。