Oracle GlassFish は OSGi ベースのアプリケーションコンテナです。このページでは、configure クラスのブートローダ設定を構成し、Java エージェントをランタイム JVM にロードする方法について説明します。  

Oracle GlassFishをインストゥルメント化

  1. GlassFish ドメインで、Java エージェント JAR ファイルの場所を -javaagent JVM オプションとして追加します。次のようにして、asadmin ツールを使いエージェントを追加します。

    Windowsの場合:

    glassfish4\bin\asadmin.bat create-jvm-options '-javaagent:<Drive_letter>:<agent_home>\javaagent.jar' 
    
    CODE

    Linuxの場合:

    glassfish4\bin\asadmin create-jvm-options "-javaagent\:/home/appduser/javaagent/javaagent.jar"
    CODE

    Linux ではコロン文字をエスケープします。 

  2. AppDynamics パッケージ用ブート委譲エントリを次のように構成します。

    • GlassFish 3.x ~ 3.1.2 では、<glassfish_home>/glassfish/osgi/felix/conf にある config.properties ファイルを開き、config.properties ファイルに次のパッケージプリフィックスを追加する。
      org.osgi.framework.bootdelegation=com.singularity.* 

    • GlassFish 3.1.2 以降では、<glassfish_home>/glassfish/config/osgi.properties ファイルのブート委譲リストで com.singularity.* 
      を追加する。例:
      Boot Delegation Entry

  3. アプリケーションサーバーを再起動する。

構成は、<glassfish_home>\domains\<domain_name>\config にある domain.xml ファイルで確認できます。domain.xml ファイルには、-javaagent オプション用エントリが必要です。 

管理コンソールを使用した Oracle GlassFish のインストゥルメント化

  1. GlassFish アプリケーションサーバを起動します。
  2. GlassFish 管理コンソール(http://localhost:4848/)に移動します。
  3. [Configurations > server-config > JVM Settings] に移動します。
  4. [JVM Options] タブをクリックし、[Add JVM Option] をクリックしてリストに空白のフィールドを追加します。
  5. 空白のフィールドに javaagent.jar ファイルの次のパスを追加します。

    -javaagent:/home/appduser/javaagent/javaagent.jar
    CODE
  6. 右上隅の [Save] をクリックします。
  7. GlassFish アプリケーションサーバと <glassfish_home>\domains\<domain_name>\config を再起動します。
    domain.xml ファイルには、-javaagent オプションのエントリが含まれている必要があります。

JVM Settings

Glassfish AMXサポートについて

AppDynamicsはGlassfish AMX MBeansに対応しています。

boot-amx ノードプロパティを設定し、AMX MBeans を有効にします。boot-amx を参照してください。

ノードダッシュボードの [JMX] タブに MBean ブラウザの AMX ドメインが表示されます。