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はじめに
このページでは、アカウントを作成するためのオプションの概要と、AppDynamics のオンラインアカウント管理ポータルおよびアプリケーション パフォーマンス管理(APM)プラットフォームの使用を開始する方法について説明します。
展開の一環として、AppDynamics APM では次の機能を提供します。
- データ収集用のテナント。
- データ分析用のテナント UI。
- アカウント、ユーザ、サブスクリプション、ライセンスの使用状況、およびロール機能を管理するためのオンラインアカウント管理ポータル。
ベストプラクティスとして、「展開計画ガイド」に従い、お使いの環境やニーズに適した展開計画を作成することを推奨します。
アカウントの作成
AppDynamics を使用するための最初のステップは、データセキュリティのニーズ、アプリケーション ワークフロー、およびビジネス環境に適合する SaaS アカウントを作成することです。『展開計画ガイド』を確認すると、戦略を立てるために役立ちます。
AppDynamics では規制を行っており、AppDynamics 製品またはソフトウェアの販売や使用、もしくはその一部の販売や使用に関して、いかなる国または地域(キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリア、クリミアも対象に含まれるが、これらに限定されない)においても直接的か間接的かを問わず第三者との交渉や利益の勧誘を行うことはありません。
アカウントタイプと展開オプションを選択します。
デフォルトのトライアル構成は、AppDynamics によってホストされる Software-as-a-Service(SaaS)展開です。
- この無料トライアルを開始リンクをクリックします。
- 情報を入力し、安全なパスワードを作成します。
入力した電子メールとパスワードは、AppDynamics トライアル期間全体のログイン情報になります。したがって、有効な電子メールアドレスを使用することが重要です。
オンラインチャット機能を使用して、フォームをスキップし、ライブでエキスパートとチャットすることができます。
- 規約に同意して、[Get Started] をクリックします。
- [Launch AppDynamics] をクリックします。
『展開計画ガイド』は、ビジネスに最適なアカウントの設定方法を決定するために役立ちます。AppDynamics のカスタマー アカウント マネージャは、お客様の組織と連携して、適切な構成を決定します。
AppDynamics がホスト型テナントを提供します。URL 情報とログイン手順が記載されている電子メールが届きます。
AppDynamics は、登録時に提供されるか、AppDynamics によって編集されるテナント URL 以外の URL から発信されるユーザまたはエージェントリクエストをサポートしません。システムセキュリティの向上により、カスタム URL からのリクエストが拒否され、これによりサービスが中断することがあります。
カスタム URL が必要な場合は、環境に転送プロキシを作成することを推奨します。
AppDynamics がホスト型テナントを提供したら、次の手順を実行します。
- AppDynamics エージェントを選択してインストールします。
- テナント UI にユーザを追加します。
- 事前設定済み SMTP サーバで通知を有効にするように電子メール/SMS 設定を構成します。
システムアクセス権の取得
登録が完了しアカウントが作成されると、オンラインアカウント管理用のアカウント管理ポータルにアクセスできるようになります。SaaS 展開を選択した場合は、ホストされているテナントプラットフォームにアクセスできます。
オンラインアカウント管理
アカウント管理ポータルは、管理者が次の操作を実行できる安全なオンライン領域を提供します。
- 企業アカウントと個人プロファイルを個別に管理する。
- 会社概要でアカウントの詳細、サブスクリプション情報、オープンサポートチケット、およびアクティブなリソースプロジェクトを参照する。
- 使用可能な AppDynamics テナントを起動する。
- ユーザの追加、編集、削除と、ユーザグループ、サブスクリプション、ロールの管理を実行する。
- エージェント、プラットフォーム、および製品のアップデートをダウンロードする。
アカウントタイプによって、アカウント管理ポータルで利用できるサービスが決まります。「アカウントの概要」を参照してください。
- アカウントの作成に使用したアドレスに送信されたウェルカム電子メールにアクセスします。
- Get Started をクリックします。
- 指示に従って操作します。
テナント UI
AppDynamics テナントは、すべての展開の基本となります。統合エージェントは、モニタ対象の環境からデータを収集し、テナントに送信します。テナント UI は、このデータの表示、理解、分析を行える場所です。
テナントへのアクセス方法は、展開によって異なります。アカウントには、登録時に購入した各製品のサブスクリプション ライセンスが含まれます。サブスクリプションには 1 つ以上のモジュールを含めることができ、複数のサブスクリプションを使用できます。各サブスクリプションに異なるライフサイクルがあります。
展開構成を選択します。
有効な電子メールを使用して登録が完了すると、AppDynamics Operations チームはそのアドレスを使用して SaaS URL とアクセスの詳細を送信します。
- 電子メールで提供された SaaS URL をクリックします。
- 電子メールに記載されている [Account Name] を入力します。
- [Login] をクリックして、新しい Web ベースのテナント UI にアクセスします。
- [Getting Started > Getting Started Wizard] に移動します。
- [Application] リストからエージェントを選択します。
- 手順に従ってエージェントをインストールします。「エージェントのインストール」を参照してください。
有効な電子メールを使用して登録が完了すると、AppDynamics Operations チームはそのアドレスを使用して、アプリケーションのインストゥルメント化を開始し、AppDynamics SaaS アカウントにアクセスするために必要なコンポーネントに関する情報を送信します。
- 提供された URL をクリックし、Web ベースのテナント UI にログインします。
- 電子メールに記載されている [Account Name] および [User Name] を入力します。
- [Forgot Password] をクリックして安全なパスワードを作成し、登録済みの電子メールにパスワードリセットリンクを送信します。
- Login をクリックします。
- [Getting Started] > [Getting Started Wizard] の順にアクセスします。
- [Application] リストからエージェントを選択します。
- 手順に従ってエージェントをインストールします。「エージェントのインストール」を参照してください。
AppDynamics は、登録時に提供されるか、AppDynamics によって編集されるテナント URL 以外の URL から発信されるユーザまたはエージェントリクエストをサポートしません。システムセキュリティの向上により、カスタム URL からのリクエストが拒否され、これによりサービスが中断することがあります。
カスタム URL が必要な場合は、環境に転送プロキシを作成することを推奨します。
アプリケーション エージェントのインストール
AppDynamics の展開は、環境のさまざまなコンポーネントをモニタする複数のアプリケーション エージェントで構成されています。ほとんどのタイプのエージェントをインストールする場合に、テナント UI の [Getting Started Wizard] を使用できます。
テナント UI にログインし、[Applications] > [Create an Application] > [Create an Application using the Getting Started Wizard] に移動します。ウィザードの指示に従って、アプリケーション環境にエージェントをインストールします。
手順とガイダンスについては、「アプリケーションサーバーエージェントのインストール」ドキュメントを参照してください。AppDynamics は、エージェントのインストールプロセスを簡素化し、Java およびマシンエージェントの展開を合理化するエージェントインストーラを提供します。
テナントへのエージェントの接続
[Getting Started Wizard] では、テナントにエージェントを接続するための設定が自動的に行われます。エージェントを手動でダウンロードする場合は、テナントの接続を構成する必要があります。ファイアウォールやプロキシなど、ネットワークコンポーネントの構成を調整し、エージェントからテナントへのトラフィックを許可する必要が生じる場合があります。接続は一方向です。つまり、常にエージェントがテナントへの接続を開始します。
この図は、エージェントがプラットフォームに到達するために使用している接続を示しています。
AppDynamics 展開の続行
ベスト プラクティス
「展開計画ガイド」に従って、お使いの環境やニーズに適した展開計画を作成することを推奨します。
AppDynamics は、インストゥルメンテーションや設定なしですぐに使用開始できます。後で個別の環境と要件に沿って構成を最適化すると、AppDynamics を最大限に活用できます。エージェントをインストールしてアプリケーションを再起動すると、AppDynamics によってアプリケーションの環境が自動的に構築されます。テナント UI の [dashboards and flow maps] ビューでモデルを確認できます。テナントはアプリケーション ワークロードをモニタし、機械学習を使用して正常なユーザ環境を判断します。また、異常なアクティビティやアプリケーションエラーを検知するための実用的なデフォルトを適用します。
「展開計画ガイド」のタイムラインに、AppDynamics の一般的な開始手順の概要を示します。
テレメトリ
AppDynamics は、製品を改善し、お客様のエクスペリエンスを向上させるために、ソフトウェアとのやり取りによって生成された使用状況メトリックおよびその他のデータを追跡および収集することがあります。
チュートリアル
これらのチュートリアルのいずれかに従って、AppDynamics APM プラットフォームの特定の領域についてさらに学習します。