IIS アプリケーション、Windows サービス、またはスタンドアロン アプリケーションをモニタするには、AppDynamics .NET エージェントを管理対象 .NET アプリケーションをホストする各マシンにインストールします。起動時に、エージェントは CLR で実行される各アプリケーション用にそのインスタンスをそれぞれ初期化します。

このページでは、MSI パッケージを使用した .NET エージェントの新しいインストールについて説明します。

インストール概要

  1. インストールの準備をします

  2. エージェントをインストールします

  3. エージェントを構成します

  4. インストゥルメント化されたアプリケーションを再起動します。

    • Microsoft IIS の場合、構成ユーティリティで IIS を再起動するかしないかを選択できます。

    • IIS を再起動しない場合、モニタリングは次回 IIS が再起動されるまで開始されません。

    • Windowsサービスとスタンドアロンアプリケーションを手動で再起動する必要があります。

インストールの準備

.NET エージェントをインストールする前に、次の要件を確認してください。

  • .NET エージェントをインストールし、サービスを稼働する必要のあるマシン上で、Windows Management Instrumentation サービスを有効にする必要があります。
  • 同じマシンで .NET エージェントとマシンエージェントを実行するには、マシンおよび .NET エージェントの両方で .NET 互換モードを有効にする必要があります。「.NET 互換モード」を参照してください。

.NETエージェントのインストール

  1. AppDynamics ダウンロードセンターから MSI インストーラパッケージをダウンロードします。
  2. MSIインストーラパッケージを実行します。
  3. エンドユーザ同意書を読み 、Accept をクリックします。次に、[Next] をクリックします。
  4. (オプション)[Confirm location] パネルで、次のような .NET エージェントのインストールディレクトリを変更します。

    • .NET エージェントの実行可能ファイルとサポートファイル用宛先ディレクトリ。
    • エージェント構成ファイルやログファイルなどのローカルデータ用親ディレクトリ
    デフォルトのディレクトリについては、.NETエージェントディレクトリ構造」を参照してください。


    また、AppDynamics エージェント構成ユーティリティを使用してログディレクトリの宛先を後で変更することもできます。

  5. [User Account Control] パネルで、[Yes] をクリックしてインストーラがコンピュータに変更を加えられるようにします。現在のアカウントに管理者権限がない場合、インストーラによって、管理者アカウントのパスワードを入力するように求められます。
  6. インストールが完了するのを待ちます。
  7. 新規インストールの場合、AppDynamics では AppDynamics エージェント構成ユーティリティの起動が推奨されています。

インストールに問題が発生した場合は、次を参照してください。.NET エージェントの問題のトラブルシューティング

.NETエージェントの構成

AppDynamics エージェント構成ユーティリティを起動して、次のエージェントを構成します。.NET Agent