データベースの可視性を使用して MySQL をモニタするには、MySQL 2.2 以降を実行する必要があります。

接続の詳細

セクションフィールド説明
新しいコレクタの作成データベースタイプモニタするデータベースタイプ。
Agent(エージェント)コレクタを管理するデータベースエージェント。
Collector Nameコレクタを識別する名前。
接続の詳細[ホスト名] または [IP アドレス]データベースが実行されているマシンのホスト名または IP アドレス。
Listener Portデータベースエージェントとの間でデータベースが通信するポートの TCP/IP アドレス
カスタム JDBC 接続文字列データベースエージェントによって生成された JDBC 接続文字列(jdbc:mysql:// など)。カスタムの接続文字列を指定することもできます。これはカスタム認証オプションを設定する場合に有効です。
[Username] と [Password]ユーザ名データベースエージェントを介してデータベースに接続し、データベースをモニタしているユーザの名前。ユーザは、「MySQL のユーザ権限」で説明されている権限を持っている必要があります。
パスワードデータベースエージェントを介してデータベースに接続し、データベースをモニタしているユーザのパスワード。
CyberArkデータベースのユーザ名とパスワードに対して CyberArk を有効にする場合にクリックします。CyberArk を有効にすると、データベースのユーザ名とパスワードを取得するために、アプリケーション、安全、フォルダ、およびオブジェクトに関する情報が必要になります。データベースの可視性とともに CyberArk を使用するには、CyberArk Web サイトから JavaPasswordSDK.jar ファイルをダウンロードし、ファイルの名前を cyberark-sdk-9.5.jar に変更する必要があります。その後、この JAR ファイルをデータベースエージェント zip ファイルの lib ディレクトリにコピーする必要があります。 
詳細オプションSub-Collectors

複数のデータベースインスタンスを統合ビューでモニタし、複数のデータベースのメトリックを集約する場合にクリックします。カスタムクラスタをモニタするには、サブコレクタごとにホスト名または IP アドレス、およびポートの詳細を追加できます。合計で最大 29 個のサブコレクタを追加できます。したがって、カスタムクラスタで 30 個のデータベースをモニタできます。メインコレクタによって消費されるライセンスに加え、各サブコレクタはデータベースタイプに応じて 1 つ以上のライセンスを消費します。

注意

  • ホスト名または IP アドレス以外のすべての接続パラメータ、およびサブコレクタのポートの詳細はメインコレクタと同じです。コレクタの設定を作成または編集する際にサブコレクタに異なるパラメータを指定する場合は、コレクタの作成 API を使用してのみ、これを行うことができます。

  • カスタムクラスタコレクタをスタンドアロンコレクタに変換することはできません。スタンドアロンデータベースをモニタする場合は、カスタムクラスタコレクタ全体を削除し、新しいスタンドアロンコレクタを作成します。ただし、カスタムクラスタコレクタを削除すると、すべての履歴データが削除されることに注意してください。
接続プロパティ(Connection Properties)新しい JDBC 接続プロパティを追加するか、またはリレーショナルデータベースの既存のプロパティを編集する場合にクリックします。
Exclude Databases除外するデータベース(カンマで区切ります)。 
Monitor Operating Systemサーバハードウェアをモニタするデータベースエージェントの構成」を参照してください。

MySQL のユーザ権限

データベースエージェントが MySQL データベースをモニタするために使用する MySQL ユーザは、すべてのデータベースに対して「SELECT」、「PROCESS」、および「SHOW DATABASES」権限を持っている必要があります。

ユーザは、次のメトリックを収集するために「REPLICATION CLIENT」権限も持っている必要があります。

  • Slave_io_running
  • Slave_sql_running
  • Seconds_behind_master
  • SQL_Delay

適切な既存のユーザが存在しない場合は、次のコマンドを使用して新しいユーザを作成できます。 

GRANT SELECT,PROCESS,SHOW DATABASES on *.* to 'DBMon_Agent_User'@'host' identified by 'password';
GRANT REPLICATION CLIENT ON *.* to 'DBMon_Agent_User'@'host';
FLUSH privileges;
CODE

DBMon_Agent_User はデータベースの可視性エージェントを実行するユーザ名に置き換えます。host は AppDynamics データベースエージェントを実行しているマシンのホスト名または IP アドレスに置き換え、password はセキュアなパスワードに置き換えます。

サーバで、max_allowed_packet パラメータを 1073741824 に設定します。