NuGet パッケージ AppDynamics.Agent.Azure.AppService.Windows をインストールし、Windows Azure に展開する予定のプロジェクトに .Net マイクロサービス エージェントを直接追加します。このパッケージは、Azure アプリケーションサービス(以前は Azure Web サイト)である Web アプリケーションと API アプリケーションに対して機能します。

NuGet パッケージのインストールの準備

Windows Azure NuGet パッケージの AppDynamics をインストールするには、次が必要です。

  • AppDynamics コントローラの接続情報
  • Visual Studio 2012 以降
  • モニタする Visual Studio ソリューション
  • Windows Azure SDK
  • Windows Azure アカウント

これらの手順は、Visual Studio および Microsoft Azure ポータルにおける NuGet パッケージの管理に精通していることを前提としています。また、コミュニティナレッジベースでアプリケーションサービスをインストゥルメント化する方法についても、ステップスルー チュートリアルを試すことができます。

Azure ソリューションへの .NET マイクロサービス エージェントの追加

NuGet パッケージマネージャを使用して、nuget.org パッケージソースを参照し、Visual Studio の Azure ソリューションに AppDynamics.Agent.Azure.AppService.Windows パッケージをインストールします。

NuGet パッケージの管理の詳細については、お使いの Visual Studio のバージョンに対応したドキュメントを参照してください。

AppDynamics.Agent.Azure.AppService.Windows パッケージのインストールでは、次のプロンプトが表示されます。

  1. インストーラから変更を確認するように求められる場合があります。その場合は、[OK] をクリックします。
  2. [I accept] をクリックすると、ライセンスの条件に同意します。
  3. ソリューション エクスプローラで、AppDynamicsConfig.json ファイルをクリックします。
    AppDynamicsConfig.json File
  4. 左側の領域に AppDynamics コントローラの接続情報を入力します。

コントローラ接続の設定

AppDynamicsコントローラへ接続する.NETエージェントの構成方法には以下のオプションがあります。

  • 開発時:前のスクリーンショットで示したように、AppDynamicsConfig.json ファイルに環境変数を入力し、ソースコントロールに保存できます。
  • ビルド時:ビルド時に AppDynamicsConfig.json ファイルに渡される msbuild パラメータまたは環境変数を定義します。AppDynamicsConfig.json はビルド時に存在します。そのため、ビルド時に msbuild パラメータ/環境変数を定義する場合は、新しい AppDynamicsConfig.json ファイルが作成されるように、ソースコントロールでこれを無視する必要があります。
  • ランタイム時:Azure で環境変数を入力します。

デフォルトでは、.NET マイクロサービス エージェントはサイト名として Azure ティアに名前を付けます。.NET マイクロサービス エージェントは、Web サイトのホスト名に追加されたマシン名によって Azure ノードに名前を付けます。