[Attacks] ページには、管理対象アプリケーションに対するすべてのオープンおよびクローズ攻撃の詳細が表示されます。

次の図は、[Attacks] ページの例です。

Attacks Page

デフォルトでは、このページには選択したアプリケーションの概要が表示されます。特定のアプリケーションまたはサービスの選択については、「Cisco Secure Application を使用したアプリケーション セキュリティのモニタ」の「Select Scope for the Dashboard」を参照してください。

上部ペインには、次の詳細情報が表示されます。

グラフ説明
OPEN

この円グラフは、オープン攻撃の総数を表し、次の状態に基づく攻撃の数を表示します。

  • Observed = 青
  • Exploited = 赤
  • Blocked = 黄

必要な状態にカーソルを合わせると、その状態のオープン攻撃の数が表示されます。すべてのチャートで特定の状態に基づいたデータを表示する必要がある場合は、円グラフの状態をクリックします。元のチャートに戻るには、同じ状態をもう一度クリックします。

TOP APPLICATIONS

このチャートには、アプリケーションごとのオープン攻撃に基づく上位 10 個のアプリケーションが表示されます。特定のアプリケーションスコープを選択すると、そのアプリケーションだけが表示されます。

すべてのアプリケーションを表示するには、アプリケーションスコープをリセットします。アプリケーションスコープの変更の詳細については、「Cisco Secure Application を使用したアプリケーション セキュリティのモニタ」を参照してください。

これらのアプリケーションでは、各アプリケーションへのオープン攻撃の総数に対する exploitedblockedobserved の各状態の割合が示されます。

Blocked、Exploited、Observed の各状態のオープン攻撃の数を表示するには、各状態にカーソルを合わせます。

TOP ATTACK TYPES

このチャートには、上位 10 個の攻撃イベントが表示されます。これらのイベントでは、各イベントへのオープン攻撃の総数に対する exploitedblockedobserved の各状態の割合が示されます。

Blocked、Exploited、Observed の各状態のオープン攻撃の数を表示するには、各状態にカーソルを合わせます。

下部ペインには、次の詳細情報が表示されます。

[Search] フィルタは、次のカテゴリに使用できます。

  • ID
  • Source
  • Outcome
  • Affected Services/Tiers
  • Attack Type
  • Attack Status

[Search] フィルタの詳細については、「Cisco Secure Application を使用したアプリケーション セキュリティのモニタ」の「View Data Using Search Filter 」を参照してください。

名前説明
ID

該当する攻撃の ID。Cisco Secure Application がこの ID を生成します。

この ID は、攻撃の詳細ページで変更できます。攻撃の詳細ページを表示するには、目的の行をクリックします。

ID をアルファベット順にソートするには、このフィールドをクリックします。

Source

該当する攻撃の発生源。次の値を入力できます。

  • Unknown (発生源は特定されていません)
  • Internal (攻撃の発生源は内部資産です)
  • External (攻撃の発生源は外部資産です)

Web トランザクションによって攻撃イベントがトリガーされる場合、Cisco Secure Application は次の基準を使用して攻撃の発生源を特定します。

  • Internal:クライアントがローカルホストまたはサーバのローカルネットワーク上にある。
  • External:クライアントがローカルネットワークの外部にある。

攻撃の発生源に関する詳細情報の行をクリックします。

値をアルファベット順にソートするには、このフィールドをクリックします。

Outcome

該当する攻撃の結果。攻撃の次の状態に関する情報を表示します。

  • Observed:イベントがセキュリティに影響を与える可能性があるが、悪意があるかは判定されていない場合。たとえば、アプリケーションがアプリケーション ディレクトリ外のファイルを開くと、Observed 状態が発生します。
  • Blocked:攻撃ポリシーに基づいてイベントがブロックされている場合。
  • Exploited:アプリケーションのセキュリティに影響を与えるために悪意のあるアクティビティが実行された場合。

値をアルファベット順にソートするには、このフィールドをクリックします。

Attack Type (Events)攻撃タイプとその数。
Affected Tiers (Nodes)

攻撃の影響を受けたアプリケーション、および階層名とノード数。 をクリックすると、Appdynamics ダッシュボードでアプリケーション フローマップを起動できます。影響を受ける階層の横にある情報アイコン(info-icon)は、階層内の攻撃されたノードに重大または中程度の脆弱性があることを示します。

Last Detected

攻撃の最後のイベントから経過した時間。

このフィールドをクリックして、値を昇順または降順でソートできます。

Status

攻撃のステータスは、open または closed で定義されます。

設定権限がある場合は、必要な行のチェックボックスをオンにし、[Set Status] オプションをクリックして適切なステータスを設定します。

Open または Closed 状態に基づいてソートする場合は、このフィールドをクリックします。

攻撃の詳細情報の表示

攻撃の詳細ページには、攻撃の詳細情報が表示されます。攻撃の詳細ページを表示するには、任意の攻撃をクリックします。 

Attack Details Page

上部ペインには、攻撃の概要が表示されます。アプリケーション フローマップを表示するには、アプリケーション名の横にあるフローマップアイコン()をクリックします。

設定権限を持つユーザは、必要に応じて [Attack Notes] にメモを追加できます。このメモは、攻撃の詳細をモニタするときにすべてのユーザに表示されます。

下部ペインは、左側のペイン(攻撃に自動的に関連付けられたイベントのリスト)と右側のペイン(選択したイベントの詳細情報)に分かれています。

[Search] フィルタを使用して、次のカテゴリに基づいてフィルタリングできます。

  • Outcome
  • Event Type
  • Attack Type
  • Affected Tiers

[Search] フィルタの詳細については、「Monitor Application Security Using Cisco Secure Application」の「View Data Using Search Filter 」を参照してください。

左側のペインには、次の詳細情報が表示されます。

フィールド名説明
Outcomeイベントの結果。選択したイベントが、ObservedBlockedExploited のいずれであるかが示されます。
Event Type攻撃イベントのタイプまたは脆弱性の名前。
Attack TypeRCE などの攻撃のタイプ。
Affected Services/Tiers影響を受けるアプリケーションと階層。
Risk攻撃の特定のイベントに指定されたリスクスコア。
Timestampイベントが検出された時刻。

右側のペインには、選択したイベントに基づいて次の詳細情報が表示されます。

これらのフィールドは、Web トランザクション中にイベントがトリガーされると表示されます。

フィールド名説明
Timestampイベントが検出された日時。
Affected Node

影響を受けるノードの名前。フローマップアイコン()をクリックすると、AppDynamics ダッシュボードに Tiers and Nodes フローマップを表示できます。

Vulnerabilities

攻撃に使用された脆弱性のタイプ。イベントタイプによっては、このフィールドが表示されない場合があります。

値が表示されている場合は、値をクリックすると、脆弱性の詳細情報が表示されます。脆弱性の詳細については、「脆弱性のモニタリング」を参照してください。

Entry Pointイベントをトリガーしたトランザクションでクライアントがアクセスした Web サーバの URL。イベントタイプによっては、このフィールドが表示されない場合があります。
Client IPトランザクションにおける接続のリモートエンドポイントの IP アドレス。この IP アドレスは、クライアントネットワークのクライアントマシン、ロードバランサ、またはプロキシの IP アドレスになります。
Network Flow送信元および宛先 IP アドレスを含むノードで観測されたネットワークフロー。
Details

着信リクエストによってトリガーされたノードの結果の動作に関する詳細情報。詳細情報は、イベントと攻撃タイプに応じて異なる場合があります。[Show More] クリックすると、[Details] ダイアログボックスが表示されます。

必要に応じて詳細情報をコピーできます。

Stack Trace

該当するイベントのスタックトレースの詳細情報。[Show More] クリックすると、[Stack Trace] ダイアログボックスが表示されます。

この情報を使用すると、開発者がイベントの結果の原因となったコードの行を特定できます。必要に応じて詳細情報をコピーできます。

Policy

イベントが検出されたときに、既存のポリシーに基づいてこのイベントに使用されるアクション。

設定権限がある場合は、この値をクリックしてポリシーを変更できます。「Cisco Secure Application のポリシー」を参照してください。