ご使用のオペレーティングシステムに基づいて、およびエージェントをコマンドラインから起動するか、またはサービスとして起動するかに基づいて、各種の方法でエージェントのシステムプロパティを設定します。

Linux(サービスとして)

  • SysV サービスランチャー:
    <machine_agent_home>/etc/sysconfig/appdynamics-machine-agent 構成ファイルでエージェントのシステムプロパティを指定し、JAVA_OPTS 環境変数を編集します。
  • systemd:
    <machine_agent_home>/etc/systemd/system/appdynamics-machine-agent.service ファイルにエージェントのシステムプロパティを指定し、JAVA_OPTS 環境変数を編集します。

UNIX ライクなシステム

UNIX ライクなシステム(Linux、Solaris、Mac、AIX など)のコマンドラインで、machine-agent コマンドを使用してエージェント アプリケーションを起動する場合、コマンドラインでエージェントのシステムプロパティを次のように指定します。

  • エージェントをバックグラウンドで実行します。
          % nohup <machine_agent_home>/bin/machine-agent -D<system_property1>=<value1> -D<system_property2>=<value2> ...  &
  • エージェントをフォアグラウンドで実行します。
          % <machine_agent_home>/bin/machine-agent -D<system_property1>=<value1> -D<system_property2>=<value2> ...

Windows

Windows サービスをインストールして起動するには、管理者権限が必要です。 

Windows サービスをインストールして起動する場合、コマンドラインまたは controller-info.xml で AppDynamics 固有の -D オプションを指定します。

マシンエージェントが VM(非コンテナ)の場合、非特権ユーザーとして起動または実行できます。非特権ユーザーには、次の WMI クラスへの読み取りアクセス権が必要です。

  • Win32_PerfRawData_PerfDisk_LogicalDisk
  • Win32_LogicalDisk
  • Win32_Processor
  • Win32_PerfRawData_PerfOS_Processor
  • Win32_NetworkAdapter
  • Win32_NetworkAdapterConfiguration
  • Win32_PerfRawData_Tcpip_NetworkInterface
  • Win32_Process
  • Win32_PerfRawData_PerfProc_Process
  • Win32_ComputerSystem
  • Win32_PerfRawData_PerfOS_System
  • Win32_OperatingSystem
  • Win32_PerfRawData_vmGuestLib_VCPU(VMware)


Mac OS X

<machine_agent_home>/osx-install.sh スクリプトを使用してエージェントサービスを起動し、コマンドラインで次のようにエージェントのシステムプロパティを指定します。

     > sh <machine_agent_home>/osx-install.sh -D<system_property1>=<value1> -D<system_property2>=<value2> ... 

<machine_agent_home>/osx-install.sh スクリプトを実行すると、インストールディレクトリと、マシンエージェントに設定された java プロパティを使用して <machine_agent_home>/com.appdynamics.machineagent.plist.template が更新されます。