このページでは、CLR クラッシュイベントのモニタリングについて説明します。.NET マシンエージェントは、Windows をモニタリングして IIS、Windows サービス、およびスタンドアロン アプリケーションにおける急な CLR シャットダウンを確認します。そのようなクラッシュが発生した場合、エージェントにより CLR クラッシュイベントがコントローラに報告されます。エージェントが CLR クラッシュを報告したときに担当部門へアラートを発するには、ポリシーを使用します。

CLRクラッシュのモニタリング

CLRクラッシュイベントの発生時に通知を送信するポリシーを作成します。

  1. [Email / SMS Configuration] を確認します。詳細については、「Enable an Email Server」を参照してください。
  2. CLR クラッシュに対応する部門にアラートを設定する通知アクションを作成。詳細については、「通知アクション」を参照してください。
  3. [Create Policy] パネルの [Other Events] の下にある [CLR Crash ] でトリガーするポリシーを作成。アクションについては、ステップ 2 で作成した通知アクションを選択。詳細については、「ポリシーの設定」を参照してください。

ポリシーを作成すると、.NETマシンエージェントがCLRクラッシュイベントを報告する際にコントローラにより通知が送信されます。

CLRクラッシュの分析と応答

CLRがクラッシュすると、.NETマシンエージェントによりイベントがコントローラに送信されます。アプリケーション ダッシュボードのイベントウィンドウには、選択した時間範囲内におけるサーバクラッシュイベント数(CLR クラッシュを含む)が表示されます。

  1. アプリケーション ダッシュボードの [Server Crashes] リンクをクリックして、選択した時間範囲におけるすべてのサーバクラッシュイベントを一覧表示。
  2. [CLR Crash] のイベントタイプによるフィルタリングも可能。
    個々の CLR クラッシュエントリは、プロセス ID や Windows イベントログ ID など、クラッシュイベントの情報を表示します。

    CLRがクラッシュした後、IISは自動的にCLRを再起動しようとするため、1つの問題が複数のCLRクラッシュイベントを発生させることがあります。

  3. CLR クラッシュタイプのイベントをダブルクリックして、[CLR Crash] パネルの詳細情報を表示します。
    • [Summary] タブには、クラッシュした w3wp プロセスの Windows プロセス ID およびクラッシュの Windows イベントログ ID が表示されます。このサマリには、影響を受けたティアとノード名も含まれます。

      複数のティアに同じマシンのノードがある場合、CLRクラッシュウィンドウに複数のティアが表示されることがあります。

    • [Details] タブには、クラッシュに関する基本情報が表示されます。
    • [Actions Executed] タブには、イベントがトリガーするアクションが表示されます。「Monitor for CLR crash events」を参照してください。
    • [Comments] タブでコメントを確認し、新しいコメントを追加します。たとえば、CLR クラッシュイベントにコメントを追加して、問題を同僚に伝えることができます。 

CLRクラッシュイベントレポートの無効化

デフォルトでは、.NETマシンエージェントによるCLRクラッシュイベントレポートは有効です。無効にするには、次の手順を実行します。

  1. 管理者としてエージェントの config.xml を編集。「アプリケーション エージェント プロパティの構成方法」を参照。
  2. CLR クラッシュ レポート エレメントに enabled="false" を設定。「CLR クラッシュ レポート エレメント」を参照。
  3. AppDynamics.Agent.Coordinatorサービスを再起動します。

.NET マシンエージェントでモニタされるクラッシュイベント

.NET マシンエージェントでは、以下の Windows イベントログをリッスンしてクラッシュイベントを検知します。

  • アプリケーションログ
  • システムログ

エージェントは以下のソースでイベントレベル Warning 以上のイベントログをリッスンします。

  • アプリケーションエラー
  • .NET ランタイム
  • WAS(Windows プロセス アクティベーション サービス)

エージェントは以下のソースでイベントレベル Information 以上のイベントログをリッスンします。

  • Windowsエラーレポート

エージェントは、以下の CLR クラッシュをイベントとしてコントローラにレポートします。

  • すべての w3wp プロセスのクラッシュ
  • インストゥルメント化された Windows サービスのクラッシュ
  • インストゥルメント化されたスタンドアロン アプリケーションのクラッシュ

コントローラでは、すべてのイベントが Warning レベルの重大度になりますが、これは Windows のイベントレベルに直接的な関係はありません。