.NETマシンエージェントは、マシンのスナップショットをとりWindowsとIISのバイタルシステムデータを取得します。このガイドラインを使用して、.NETマシンエージェントがご使用の環境でスナップショットをとる頻度を調整します。「.NETのマシンスナップショット」を参照してください

デフォルト設定および構成について考慮すべき事項

デフォルトで、.NET マシンエージェントは次の条件下でマシンのスナップショットを作成します。

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デフォルトの時間枠サイズが 10 分で、各時間枠あたり違反数が 6 回の場合、単一タイプの 6 回目の違反でマシンのスナップショットがトリガーされます。

Machine snapshot

マシンのスナップショット設定を変更する前に、どの構成オプションがご使用の環境に適しているかを判断します。しきい値設定を決定するには、次の質問と考慮事項を参考にしてください。

  • どの程度のCPU またはメモリ使用率を問題開始のフラグとするか。
  • アイテムがIISキューで待機する時間の長さ。
  • CPUまたはメモリスパイクの急激な上昇が予見されるか。
  • 10分毎の定期収集で頻度は適切か。
  • 時間枠ごとに違反の値がサンプル数より大きいことを確認。

時間枠サイズを 60 秒に減らし、各時間枠に 6 つのサンプルを取得する場合、エージェントはデフォルトの設定と同じ頻度(10 秒ごと)でサンプルを取得します。ただし、エージェントはウィンドウ毎に1つのスナップショットを取得するため、より多くのスナップショットを取得することになります。各時間枠の違反を5つに設定した場合、その時間枠でサンプルの半分が指定のしきい値を超えると、エージェントがスナップショットを取得します。詳細については、.NETエージェントの構成プロパティを参照してください。

.NET マシンエージェントのマシンのスナップショットの構成

config.xml ファイルで .NET マシンエージェントのすべてのインストゥルメンテーション設定を構成します。

  1. 管理者として config.xml ファイルを開き、編集。「.NETエージェントの管理を参照してください。
  2. 以下のコードブロックをAppDynamicsのエージェントエレメントの子エレメントにコピー。「AppDynamics エージェントエレメント」を参照してください。

    <machine-agent>
    	<machine-snapshot enabled="true" window-size="600" samples-per-window="60" violations-per-window="6" max-percent-cpu="80" max-percent-memory="80" max-queue-item-age="100" periodic-collection="600"/>
    </machine-agent>
    CODE

    (info).NET マシンエージェントをすでにカスタマイズしている場合は、machine-snapshot エレメントをコピーして machine-agent エレメントの子として貼り付けます。

  3. machine-snapshot エレメント属性の値を編集。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <appdynamics-agent xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
    ...
     <machine-agent>
        <!--Configure machine snapshots-->
    	<machine-snapshot enabled="true" window-size="60" samples-per-window="10" violations-per-window="5" max-percent-cpu="80" max-percent-memory="80" max-queue-item-age="100" periodic-collection="600"/>
      </machine-agent>
    ...
    </appdynamics-agent>
    CODE
  4. config.xml ファイルを保存。
  5. AppDynamics.Agent.Coordinator サービスを再起動します。