Tibco ActiveMatrix BusinessWorks サービスエンジンを使用すると、各アプリケーションは独自の JVM で起動されます。そのため、モニタ対象のアプリケーションごとに、そのアプリケーションの構成ファイルの起動設定で Java エージェントを構成する必要があります。 

構成するファイルは通常そのアプリケーションに関連付けられたTRAファイルです。例: 

<application_name>.tra

Tibco アプリケーションのインストゥルメント化

  1. モニタするアプリケーションの TRA ファイルを開き、次のコードをファイルに追加します。

    java.extended.properties=-javaagent:/opt/appagent/javaagent.jar
    

    AppDynamics は、すべての -D システムプロパティ引数を 1 つの  java.extended.properties 行に収めることを推奨します。そうしないと、 -javaagent プロパティがオーバーライドされる可能性があります。

  2. コマンドラインツール bwengine.sh(または .exe)か Tibco 管理 UI を使いアプリケーションを再起動し、変更を適用します。 

一般に Tibco トラフィックは HTTP リクエストを介して単一の URL へ送られる着信 SOAP アクションの形式をとるため(例:/BusinessServices/WebGateway、Tibco のビジネストランザクションを区別するために、AppDynamics の構成で POJO 分割ルールを作成する必要があります。詳細については、「ペイロードによるServletトランザクションの分割の例」の「POJO メソッド呼び出しによる分割」を参照してください。