この参照資料のページには、アプリエージェントのノードプロパティに関する情報が記載されています。プロパティはアルファベット順に並んでいます。

show-packages

このノードでキャプチャされたコールグラフについては、グローバルコールグラフ構成で構成されたものに加え、指定されたパッケージまたはクラス名を表示します。再起動は必要ありません。

Type:文字列
Default value:none
Platform(s):Java、.NET

slow-request-deviation

現在の平均応答時間の偏差を表すミリ秒単位の値。この設定は、遅延している実行中のトランザクションの評価に使用されます。詳細は、slow-request-threshold プロパティも参照してください。

Type:整数型(Integer)
Default value:200
Range:最小値 = 10、最大値 = 3600
Platform(s):Java、.NET

slow-request-monitor-interval

このプロパティが指定する間隔で、実行中のリクエストの遅延がチェックされます。値はミリ秒単位で指定されます。

Type:整数型(Integer)
Default value:100
Range:最小値 = 0、最大値 = 3600
Platform(s):Java、.NET

slow-request-threshold

このしきい値(ミリ秒単位)よりも時間がかかり、かつ現在の平均応答時間について slow-request-deviation プロパティよりも大きな偏差がある実行中のリクエストがモニタリングされ、ホットスポットがキャプチャされます。

Type:整数型(Integer)
Default value:500
Range:最小値 = 0、最大値 = 3600
Platform(s):Java、.NET

socket-enabled

Windows で実行されている .NET および Java アプリケーションの NetViz モニタリングを有効にするには、このプロパティを使用します。

Type:ブール
Default value:false
Platform(s):.NET

spring-batch-enabled

このプロパティを使用して、Spring Batchに対するOOTB BT検出を有効または無効にします。

Type:ブール
Default value:true
Platform(s):Java

spring-integration-receive-marker-classes

このプロパティを使用して、Spring Integrationに適切なPOJOエントリとして判断したクラスとメソッドを指定します。

MessageHandler インターフェイスに基づいて、Java のアプリケーション エージェントは、デフォルトで自動的に「DirectChannel」以外のすべてのチャネルの終了を検出します。最初の MessageHandler が実行される前に、多数のアプリケーションフローが発生する場合は、次のようにします。

アプリケーションコードがループ内のメッセージのポーリングを行う場合、各ループの繰り返しスパンはトランザクションとして追跡されます。ループが始まるとトラッキングが開始され、繰り返しが終了するとループも終了します。pollableChannel.receive() がループ内で呼び出されない事象を防ぐには、ループ内のメッセージのポーリングを行う各クラス/メソッドの組み合わせに対して、このプロパティを指定します。

このプロパティを設定したら、このプロパティの変更を反映させるためにアプリケーションサーバーを再起動してください。

Type:完全修飾クラス/メソッド名のカンマ区切りの文字列(たとえば、spring-integration-receive-marker-classes = ,<> ....)
デフォルト値:none
プラットフォーム:Java

Examples

たとえば、以下のトラッキングを有効にするには

class MessageProcessor
{
void process()
{
   while(true)
   {
          Message message = pollableChannel.receive()
   }
}
}
CODE

このプロパティを次のように設定します。

spring-integration-receive-marker-classes = MessageProcesser/process
CODE

Spring Integrationサポート も参照してください。

spring-mvc-naming-scheme

Spring MVCトランザクションの命名スキームを変更するには、このノードプロパティを登録します。Bean IDはグローバル命名タイプとして使用できません。グローバルにはBean IDおよびメソッド名を使用します。

Type:文字列
Allowed values:bean-id、simple-class-name、fully-qualified-class-name、business-interface-name、bean-method-name、ben-id-and-method-name、class-and-method-name
Default value:none
Platform(s):Java