合成プライベートエージェントを使用すると、パブリックインターネットに表示されない内部 Web サイトまたはサービスをモニタできます。また、合成プライベートエージェントを使用すると、ネットワーク上の特定のファシリティからテストすることもできます。たとえば、銀行が各支店に合成プライベートエージェントをインストールすると、その支店が銀行のアプリケーションにアクセスできるかどうかをモニタすることができます。

合成プライベートエージェントは、Windows Server 2016、Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 にインストールできるソフトウェアパッケージです。インストール後、合成プライベートエージェントは合成サーバ(オンプレミスまたは SaaS)に接続され、EUM アカウントで登録されます。これが完了すると、合成プライベートエージェントの場所で合成ジョブを実行するように構成できます。

制限事項

合成プライベートエージェントを使用する際は、コントローラ UI で次の制限事項が発生します。

  • 合成プライベートエージェントの場所に実際にインストールされているブラウザに関係なく、4 つすべてのブラウザのオプションが [Synthetic Job Editor] に表示されます。使用できないブラウザを選択した場合、ジョブを保存するときにエラーが表示されます。
  • [Synthetic Job Editor] から合成プライベートエージェントの場所を選択するとき、合成プライベートエージェントではトラフィックシェーピングがサポートされていないため、接続速度を選択できなくなります。