データベースのパフォーマンスに関する問題を検出した場合、インデックスを追加したり、特定のユーザへのアクセスを拒否したり、テーブルに新しいインデックスを作成したりすることで問題を修正できる場合があります。データベースオブジェクトを参照すると、さまざまなテーブルで現在利用可能なインデックスを含め、データベースを調整する方法を確認できます。Database Object Browser の内容は、アクセスしたとき、または [Refresh] をクリックしたときに更新されます。

参照可能なオブジェクトは、データベースによって異なります。クラスタ化されたデータベースの場合は、ノードを選択してそのオブジェクトを参照します。

データベースの [Objects] ウィンドウへのアクセス

データベースの [Objects] ウィンドウにアクセスするには

  1. データベースのオブジェクトを表示するには、データベースの名前をクリックします。
  2. [Objects] タブをクリックします。

データベースの [Objects] ウィンドウの機能

[Database Objects] ウィンドウでは、次のことができます。

  • ツリー内のオブジェクトタイプをクリックすると、詳細情報が表示されます。
  • Oracle の場合は、特定のデータベース項目を検索します。
  • ページ上部にあるデータベース名の横にある下矢印をクリックして、次のいずれかの方法で別のデータベースのデータベースオブジェクトを表示します。リストからデータベースを選択するか、または検索バーにテキストを入力してデータベースを検索し、更新アイコンをクリックして検索条件に一致するデータベースのみを表示します。

Database Objects

次に、参照可能なコンテンツの例をいくつか示します。 

  • すべてのプラットフォームのデータベース稼働時間とバージョン
  • Users:すべてのプラットフォームのデータベースにアクセスできるユーザ(Oracle、MySQL でサポート)
  • Job Status:SQL エージェントジョブのステータス(SQL Server でサポート)
  • Parameters:データベース初期化パラメータ(Oracle でサポート)
  • Variables:データベースがどのように構成されたかを示すシステム変数。
  • Current Statistics:収集された統計情報の現在の値。使用可能なさまざまな統計情報はデータベースに依存していて、[Database Monitoring - Metric Browser] ページに表示されている統計情報のスーパーセットです。
  • System Waits:データベースによって発生する SQL 待機
  • Database Objects:特定のオブジェクトを検索し、データベーススキーマ、テーブル、カラム、およびインデックスを参照します。