.NET Core for Linux SDKの使用

.NET Core for Linux SDK を使用してアプリケーションをインストゥルメント化する前に、.NET Core for Linux SDK の最新バージョンを入手する必要があります。このページでは、アプリケーションの .NET Core for Linux Agent をコントローラに接続する方法について説明します。

SDK を展開したら、アプリケーションのインストゥルメンテーションを設定できます。SDK には、ビジネストランザクション、トランザクションスナップショット、バックエンド、イグジットポイント、およびカスタムメトリック収集の作成と管理を行うためのルーチンが用意されています。

設定

次の情報を使用して AppDynamicsConfig.json ファイルを編集します。

{
  "controller": {
    "host": "<controller_host_name>",
    "port": <controller_port_name>,
    "account": "<controller_account_name>",
    "password": "<controller_account_key>",
    "ssl": <true if using https controller, or false>
    "proxy" : {
        "host": "proxy-host",
        "port": 9090,
           "authentication": {
              "username": "proxy-user",
              "password": "proxy-password"
             }
      }     
  },
  "application": {
    "name": "<application_name>",
    "tier": "<tier_name>",
    "node": "<node_name>"
  },
  "log": {
    "directory": "<log_folder_path>",
    "level": "<log_level>"
  }
}

CODE

次の環境変数をアプリケーションに追加してから、アプリケーションを再ビルドまたは再公開します。

Environment Variable Name	値
`CORECLR_PROFILER`	`{57e1aa68-2229-41aa-9931-a6e93bbc64d8}`
`CORECLR_ENABLE_PROFILING`	`1`
`CORECLR_PROFILER_PATH`	`libappdprofilerdynamic` ライブラリへのパス。たとえば、 `<application_folder_path>/libappdprofiler.so`

libappdprofiler.so ライブラリの場所は、SDK のインストールに使用される .NET コマンドによって決定されます。AppDynamics は、次の表の最初の展開コマンドオプションである dotnet build を使用することをお勧めします。

デプロイのタイプ	コマンド	作業ディレクトリ	プロファイラの場所	実行ファイルのパス
開発	`dotnet build, dotnet run`	`<project_path>`	`~/.nuget/packages/appdynamics.agentsdk/4.5.0/runtimes/linux-x64/native/libappdprofiler.so`	該当なし
フレームワーク依存	`dotnet publish`	`<project_path>`	`<project_path>/bin/<Flavor>/publish/runtimes/linux-x64/native/libappdprofiler.so`	`bin/<flavor>/publish/linux-x64/<appname.dll>`
内蔵型	`dotnet publish -r linux_x64`	`<project_path>`	`/<project path>/bin/<Flavor>/linux_x64/publish/libappdprofiler.so` `<project path>` は、アプリケーションのルートディレクトリです	`bin/<flavor>/linux_x64/publish/<appname>` `<flavor>` 次のようなものがあります `release/netcoreapp2.0`

アプリケーションを再ビルドまたは再公開すると、エージェントによってコントローラに登録され、AppDynamics によってアプリケーションのインストゥルメンテーションが開始されます。「.NET Core for Linux SDKのユースケース」を参照してください。