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コントローラのライセンス管理
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このページでは、コントローラでライセンスを管理する方法について説明します。
コントローラでは、ライセンスの使用状況を表示および管理し、APM ライセンスのルールを作成できます。コントローラ UI は、所有しているライセンスによって異なります。次の手順は、インフラストラクチャベースのライセンスとエージェントベースのライセンスの 2 つのライセンスモデルに分かれています。所有しているライセンスを確認するには、「ソフトウェア利用資格」を参照してください。
[License Summary] ダッシュボード
コントローラでライセンスを管理する場合は、[ Settings ] > [License] に移動します。
[License Summary] ダッシュボードには、各ライセンスの使用状況の概要が表示されます。エンタープライズ、プレミアム、またはインフラストラクチャ モニタリング ライセンスの場合、ウィジェットには過去 24 時間以内に使用されたライセンスユニット数が表示されます。この数は、エンタープライズライセンスで 1 日に使用される CPU コアユニットの数など、さまざまなエージェントがライセンスユニットのプールから取得されるため、日々変動します。リアルユーザモニタリング用に購入されたユニットなど、消費量メトリックが制限されたライセンスの場合、ウィジェットにはライセンスの購入以降に使用されたユニット数と、期限日までに使用可能なライセンス数が表示されます。
ライセンス使用状況の表示
- License Summary に進みます。
- ライセンスをクリックすると、ライセンスパッケージの詳細、一定期間の使用状況、および関連するライセンスルールが表示されます。
使用状況メトリックの説明:
- 全体の最大ライセンスユニット数:24 時間の最大消費量
全体の日次ライセンスユニット数:24 時間の平均消費量
例:24 時間の最初の 1 時間で 100 ユニット、次の 1 時間で 200 ユニット、その次の 1 時間で 300 ユニットが消費されました。全体の最大ライセンスユニット数は 300 ユニットで、平均ライセンスユニット数は 200 ユニットになります。
ライセンスルール使用状況の表示
- License Rules に進みます。
- ライセンスの使用状況を表示するには、ルールをクリックします。
アプリケーションとサーバの範囲ライセンス
APM ライセンスを購入すると、ルールを作成して、組織全体にわたるライセンスの配布を詳細に調整できます。たとえば、複数の特定サーバで実行されている 1 つのアプリケーションにルールを適用できます。ライセンス範囲の設定例については、次の図を参照してください。
APM ライセンス ルールの作成
- [Settings] > [License Rules] に移動します。
- ルールを新規作成するには、[+] をクリックします。既存のルールを編集するには、ルールをクリックして、[Edit ] をクリックします。
- ルール名を追加します。
- 特定のアプリケーションおよびサーバに適用する使用可能なライセンスユニットの数を入力します。
- [Application Scope] で、指定済みのライセンスユニット数に制限するアプリケーションを選択します。
- [Server Scope] で、ライセンス割り当てを制限するサーバを選択します。
- Done をクリックします。
ライセンスルールのベストプラクティス
「ライセンスルールのベストプラクティス」を参照してください。
[Account Usage] ダッシュボード
ライセンスを管理するには、[Settings ] > [ License] に移動します。
ライセンスウィジェットをクリックすると、使用制限が表示されます。ライセンス使用数は毎日リセットされていますが、グラフにはユーザが指定した期間にわたる累積的なライセンス使用量が表示されます。特定の1日のライセンス使用量を表示するには、時間範囲を23時間59分間に設定します。
アプリケーション、エージェント、およびサーバの範囲ライセンス
APM ライセンスを購入すると、ルールを作成して、組織全体にわたるライセンスの配布を詳細に調整できます。たとえば、指定したエージェント ライセンス ユニット数が割り当てられ、指定したサーバで実行されている 1 つのアプリケーションにルールを適用できます。ライセンス範囲の設定例については、次の図を参照してください。
APM ライセンス ルールの作成
- [Settings ] > [ License ] > [ Rules] をクリックします。
- Create をクリックします。
- [General] タブで、ルールの名前と、そのルールによって割り当てられる各エージェント モジュール タイプのユニット数を入力します。
エージェントが報告できるアプリケーションを制限する場合は、[Application Scope] タブで [Specified Applications ] を選択します。
指定したアプリケーションに報告するエージェントのみが、このルールによって割り当てられたユニットを使用できます。[Available Applications] リストから 1 つまたは複数のアプリケーションを選択し、左矢印ボタンをクリックして、[Included Applications] ボックスにアプリケーションを移動できます。[Add] ボタンを使用して、許可されたアプリケーションの一致基準を指定できます。まだ作成していないアプリケーションの一致基準を指定することもできます。一致基準を使用して指定したアプリケーションは、[Selected Applications] ボックスに表示されません。最大 100 のアプリケーションを選択して、ルールに割り当てることができます。
エージェントを展開できるサーバを制限する場合は、[Server Scope] タブで [Specified Servers ] を選択します。
指定したサーバに展開されるエージェントのみが、このルールによって割り当てられたユニットを使用できます。[Available Servers] リストから 1 つまたは複数のサーバを選択し、左矢印をクリックして、[Selected Applications] ボックスにアプリケーションを移動できます。[Add] ボタンを使用して、許可されたサーバの一致基準を指定できます。AppDynamics によってまだ監視されていないサーバの一致基準を指定することもできます。一致基準を使用して指定したアプリケーションは、[Selected Applications] ボックスに表示されません。
基準の指定を使用すると、一致基準を使用して複数のマシンを照合することによって、アプリケーションとサーバを選択できます。これは、膨大な数のアプリケーションやマシンをスクロールして手動で選択するよりも効率的です。
また、非インストゥルメント化アプリケーションを [Application Scope] のルールに、非モニタ対象マシンを [Server Scope] に追加することもできます。これにより、エージェントをインストールしてこれらの非モニタ対象アプリケーションとサーバをインストゥルメント化するときに、このルールで定義されているライセンスを消費できるようになります。デフォルトルールに戻り、カスタムルールで割り当てたユニット数の分、ユニットの割り当てを減少させます。これを行わなければ、割り当てはオーバープロビジョニングとして表示されます。
APM エージェントと同じ数のマシンエージェントを割り当てる必要があります。たとえば、10 個の Java エージェント、10 個の .NET エージェント、および 10 個の Node.js エージェントを割り当てる場合、30 個のマシンエージェントユニットを割り当てる必要があります。作成するルールごとに、新しいアクセスキーが生成され、そのルールに基づくエージェントは、生成されたそのキーで認証されます。この新しいアクセスキーが使用されるようにエージェントを更新し、エージェントを再起動します。