このページでは、クラッシュスナップショットのプロパティのリストについて説明します。[Crash Analyze] からクラッシュスナップショットを開くと、[Crash Snapshot Details] パネルに表示されます。

  • Carrier:モバイルキャリアの名前。
  • Connection Type:クラッシュ時にアクティブな接続タイプ(既知の場合)。
  • Crashed File/Line/Function:クラッシュした関数を含むソースファイルの名前と行番号(使用可能な場合)。クラッシュしたスレッドのコールスタックで最上位にくる関数の名前。この関数が Objective-C メソッドの場合、この名前にはクラス名が含まれます。Android の場合、この名前は検出されていない例外のスタックトレースで最上位にくるメソッドの完全修飾名です。
  • Crash Time:モバイルデバイスのクロックに基づいてクラッシュが発生したときのタイムスタンプ。
  • Device/Manufacturer:クラッシュが発生したモバイルデバイスのモデル名または製造元の名前。
  • Events Prior to Crash:設定された可能性があるすべてのトピックパス(パンくずリスト)。
  • Exception Name:クラッシュに関連付けられている致命的な信号(iOS)または検出されていない例外(Android)の名前。
  • Memory Usage: クラッシュが発生したときにアプリケーションによって使用されたメモリ。
  • Mobile App:クラッシュしたアプリケーションの名前。
  • OS Version:クラッシュしたモバイルデバイスのオペレーティングシステムのバージョン。
  • Platform:iOS または Android。
  • Request Timestamp:ビーコンがコレクタに到着した時間。スナップショットのみ。
  • User Data:追加された可能性のあるユーザデータ。
  • Version:クラッシュしたアプリケーションのバージョン文字列。

Crash Snapshot list only

  • Country: O 発生元の国。
  • Crash id: U クラッシュの一意の識別子。
  • Deobfuscated: Android の場合:このクラッシュレポートが ProGuard マッピングファイルと一致し、難読化が解除されている場合は true。それ以外の場合は false
    Android アプリケーションの手動インストゥルメント化」および「人間が判読能なクラッシュスナップショットの取得」の「Proguard マッピングファイルのアップロード」を参照してください。問題のアプリケーションが難読化されていない可能性があるため、必ずしもこのプロパティの false 値がこのクラッシュレポートを人間が判読できないことを示しているわけではありません。 
  • Symbolicated:iOS の場合:このクラッシュレポートが dSYM ファイルと一致し、記号化されている場合は true,、それ以外の場合は false
    クラッシュレポートが存在するには、アプリケーションが [DWARF with dSYM File] に設定された [Debugging Information Format] の形式でコンパイルされている必要があります。「dSYM ファイルのアップロード」および「人間が判読能なクラッシュスナップショットの取得」を参照してください。