Cisco Secure Application は、アプリケーションのセキュリティの正常性を可視化できるリアルタイムダッシュボードを提供します。このダッシュボードは、アプリケーションが APM エージェントに登録され、適切なライセンスが付与されている場合に使用できます。エージェントは、コントローラを介してセキュリティイベントを Cisco Secure Application に送信します。

AppDynamics アプリケーション ダッシュボードの [Security Events] ウィジェットは、登録済みアプリケーションのセキュリティに関する概要情報を提供します。このウィジェットには、重大、警告、および通常のセキュリティイベントの数が表示されます。Cisco Secure Application で選択したアプリケーションのセキュリティの詳細を表示するには、[Security Events] ウィジェットをクリックします。

AppDynamics Application Flowmap

ダッシュボードの範囲の選択

Cisco Secure Application ダッシュボードは、Policies を除くこのダッシュボード内のすべてのビューに適用される、必要なアプリケーションと階層の範囲を選択するためのオプションを提供します。デフォルトでは、アプリケーションの範囲は、Cisco Secure Application に移動する前の AppDynamics ダッシュボードで選択されたアプリケーションです。

Select Application ScopeSelect Tier Scope

アプリケーションの範囲

特定のアプリケーションのデータをダッシュボードに表示するには、次の手順を実行します。

  1. ダッシュボードの左上隅にある Application Scope Selector iconSecure Application Scope Selector)をクリックします。
  2. 特定のアプリケーションを検索します。
  3. アプリケーションを選択します。
    すべてのアプリケーションのデフォルトビューに戻すには、Application Scope Selector iconSecure Application Scope Selector)> [Reset App] をクリックします。

Reset the Scope

階層の範囲

特定のアプリケーション階層のデータをダッシュボードに表示するには、次の手順を実行します。

  1. Application Scope Selector iconSecure Application Scope Selector)の横にある [All Services] をクリックします。
  2. 特定の階層を検索します。
  3. 階層を選択します。
    デフォルトの階層ビューに戻るには、<service name> > [Reset Tier] をクリックします。

検索フィルタを使用したデータの表示

Cisco Secure Application は、ダッシュボードのさまざまなページに [Search] フィルタを提供しています。このフィルタは、必要なデータを迅速に入手するのに役立ちます。 

検索フィルタを使用すると、選択したカテゴリに基づいて検索できます。

たとえば、次のイメージでは、カテゴリは次のとおりです。

  • 脆弱性
  • 重大度
  • 影響を受ける階層
  • ステータス(Status)

Vulnerability Search Filter

ドロップダウンリストから必要な検索カテゴリを選択し、[Search] フィールドをクリックすると、カテゴリに対応する値のリストを表示できます。入力時に必要な値を見つけることもできます。  

完全一致が不要な場合は、[Search] フィールドに必要な汎用値を入力できます。

たとえば、特定のプレフィックス AD で始まるすべてのアプリケーションを検索するとします。[Application] として検索カテゴリを選択し、[Search] フィールドに AD と入力できます。

1 つまたはすべてのカテゴリを使用して検索できますが、各カテゴリに設定できる検索値は 1 つです。カテゴリの検索値を指定すると、そのカテゴリは無効になりますが、引き続き別の使用可能なカテゴリを選択し、その検索値を指定できます。これらの検索値はフィルタとして機能します。検索フィルタを削除するには、検索値を削除します。

Cisco Secure Application は、次のページを表示するリアルタイムダッシュボードを提供します。