このページでは、AppDynamics のユーザー設定の概要を示します。テナント UI のユーザは、パスワード、アカウント設定、日時形式などの設定を [My Preferences] ページで変更できます。 

ユーザー環境設定

[My Preferences] ページの表示名、連絡先電子メール、パスワードを変更するための制御機能には、電子メールの下にある [Edit] リンクをクリックすることでアクセスできます。変更を実施するには、制御機能によりパスワードの入力が求められます。 

表示名は、特定の画面テキストやメッセージでユーザを特定するためにテナントで使用される名前です。たとえば、他のテナントユーザにダッシュボードを共有する際に、それらのユーザへの通知にこの名前が表示されます。ユーザー名は変更できません。ユーザー名を変更するには、管理者にそのアカウントを削除してもらい、新しい名前で別のアカウントを作成してもらう必要があります。 

テナント UI には英語以外の言語を表示できます。これを行うには、フォント設定でシステムのフォントを使用できるようにします。システムのフォントを使用すると、ブラウザを実行しているシステムで構成されているフォントで UI にテキストが表示されるようになります。 

一部のユーザーアカウント設定は、ローカルユーザー(つまり、AppDynamicsに格納されている認証情報で正当性が確認されたユーザー)の属性となります。ローカルユーザではなく、SAML や LDAP などの外部認証メカニズムを使用するようテナントを構成している場合は、代わりに外部システムで同等の設定を変更する必要があります。 

マイアカウント

ここでは、個人アカウント情報を更新し、AppDynamics モバイルアプリケーションを構成することができます。[Username] は SAML フェデレーションの一部であるため、編集できません。

パスワード要件

ローカルアカウントには強力なパスワードが必要です。パスワードの安全性を高めるには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 8 文字以上
  • 大文字と小文字の両方が含まれている
  • 1つ以上の数字
  • 1 つ以上の特殊文字
  • ユーザー名やメールアドレスと同じでない

AppDynamics モバイルアプリケーションの構成

AppDynamics は、iPhone または Android 電話でモバイルアプリケーションを設定するためのクイックレスポンス(QR)コードを提供します。 

[View Configuration Code] をクリックして、表示される指示に従います。「AppDynamicsモバイルアプリケーション」を参照してください。

環境設定の表示

テナント UI には、以下のユーザ環境設定が用意されています。

  • Date Format:デフォルトの形式は MM/DD/YY(例:09/25/14)です。ドロップダウンから他の形式を選択できます。
  • Display Time Zone:タイムゾーンを選択または検索します。
  • Use 24-Hour Time Format:UI で表示される時間形式を 12 時間制ではなく 24 時間制にする場合は、このオプションを有効にします。  
  • Enable Help Pop-ups:ヘルプポップアップで、テナント UI のコンテキストに合わせて説明文を表示します。ヘルプポップアップがUIに表示されないようにするには、このチェックボックスからチェックを外します。ヘルプポップアップが UI に表示されないようにするには、このチェックボックスをオフにします。また、ポップアップが表示されたときに Don't Show Again チェックボックスをオンにして、個々のポップアップを防ぐことができます。[Don't Show Again] がチェックされたポップアップのリストを消去するには、[Reset All] をクリックします。 
  • Default Palette:UI のさまざまなカラーパレットから選択します。

変更が反映されていることを確認するには、一度 UI からログアウトし、ログインし直す必要がある場合があります。 

高度なユーザー環境設定

ユーザー環境設定ページには、デバッグモードなどの高度なオプションが用意されています。

デバッグモード

AppDynamics サポートから直接求められた場合にのみ、デバッグモードを有効にすることを推奨します。 

テナント UI のデバッグモードは、主として AppDynamics 開発チームによる内部利用を想定しています。問題のトラブルシューティングなど、場合によっては、AppDynamicsサポートへの問い合わせ時にデバッグモードの有効化を求められることがあります。ただし、特定のデバッグモードオプションはテナントのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があるのでご注意ください。