オンプレミスコントローラの HTTP/HTTPS プロキシを設定できます。プロキシを設定すると、HTTP 要求アクションまたは JIRA アクションは、エンドポイントに応じて HTTP プロキシまたは HTTPS プロキシ経由でルーティングされます。 

設定ファイルへの HTTP プロキシの詳細の追加

domain.xml 構成ファイルは、管理対象ホストのグローバル構成です。次のように、HTTP プロキシの詳細を domain.xml ファイルに追加します。

  1. ドメイン用に domain.xml を探し編集する。
    これは通常、次の場所にあります。<Controller-Installation-Directory>/appserver/glassfish/domains/domain1/config/domain.xml

  2. 次の JVM オプションを追加してアラートアクションの HTTP プロキシサポートを有効にする。

    <jvm-options>-Dappdynamics.alerting.actions.http.enable.proxy=true</jvm-options>
    XML

    アラートアクションの HTTP プロキシサポートは、デフォルトでは無効になっています。

    /private/ControllerFlagsServlet エンドポイントでアラートアクションの HTTP プロキシサポートを有効にすることもできます。このオプションを有効にするには、管理者クレデンシャルが必要です。

  3. 次の JVM オプションを追加して HTTP および HTTPS プロキシ認証パラメータ(ホスト、ポート、ユーザ、パスワード)を設定する。

    <jvm-options>-Dhttp.proxyHost=$HOST</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttp.proxyPort=$PORT</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttp.proxyUser=$USER</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttp.proxyPassword=$PASSWORD</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttps.proxyHost=$HOST</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttps.proxyPort=$PORT</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttps.proxyUser=$USER</jvm-options> 
    <jvm-options>-Dhttps.proxyPassword=$PASSWORD</jvm-options>
    XML

    プレーンテキストのパスワードのみを指定してください。
    プロキシパラメータの変更はホットスワップできません。つまり、変更を反映させるには、コントローラを再起動する必要があります。

    一部のドメインをプロキシ経由のアクセスから除外するには、次のように追加します。

    <jvm-options>-Dhttp.nonProxyHosts=localhost|*.abcd.com|xyz.com</jvm-options>
    CODE